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お歳暮のお礼は電話でも大丈夫?困ったときの電話のかけ方と会話例文

ラッピングされたお歳暮の写真 暮らしの情報

お歳暮などの贈り物を頂いたときのお礼の電話、相手が目上の方や客先、普段あまり話さない親戚の場合、話す内容に困ることがありますよね。

そもそも、お礼の連絡の正式なマナーとしては、手紙やはがきを送るのが基本とされています。
そのため、本来はお礼の手紙を書くのが望ましいでしょう。

しかし、贈った相手も無事届いたかと心配しているでしょうし、手紙だと相手に届くのに時間がかかることもあり、すぐにお礼を伝えることが出来る電話連絡で済ませることも多いかと思います。

贈り物のお礼は手紙がより望ましいというだけで、電話でお礼を伝えることは失礼には当たりません。

そこで、この記事では、お歳暮を頂いた時のお礼の電話のかけ方についてご紹介します。

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お歳暮のお礼の電話をする際に伝えたいポイント

スマートフォンで電話をかける女性と男性のイラスト

お礼の電話をする際、必ず伝えたいポイントは以下の3つです。

品物が到着したことを伝える

贈った側は、無事品物が到着したか気になるものです。
連絡がない場合、贈った側から「無事届いていますか?」とは連絡しにくいですよね。

電話をしたら、まず無事に到着したことを伝えましょう

頂いた品物を気に入っていることを伝える

自宅に送られてきた場合は、自分や家族が頂いた品物を気に入っている旨を伝えましょう。

食べ物だったら

  • 「家族全員大喜びで、早速美味しくいただきました」
  • 「めったに口にできないものですし、ありがたく頂きます」
  • 「お正月を迎えるのにぴったりの品物で、ありがたいです」

など。

日用品などの場合は

  • 「ちょうど欲しかったものなので、嬉しいです」
  • 「毎日使えるものなので、とてもありがたいです」

など。

職場宛に送られてきた場合は、社員・職員も喜んでいることを伝えてもいいですね。

頂いた心遣いに対しての感謝の気持ちを伝える

一番大切なポイントです。

贈った側は相手に喜んでもらうために、時間を割いて品物を選んでいます。

必ず贈って頂いたことに対する感謝の気持ちを伝えましょう

もし品物があまり好みでないものだったとしても、心遣いに対する感謝をきちんと述べることが大切です。

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お歳暮のお礼の電話 会話例

次に、実際に電話をする際のかんたんな会話例をご紹介しますね。

お歳暮は年末に贈るものなので、品物について簡単にお礼を述べた上で、その年一年間の感謝を述べるのもいいですね。

さらに、こちらの近況を伝えたり、相手の近況を伺えば、そこから話が膨らむでしょう。

あまり親しくない間柄の場合は、なかなか会話が続かず困るということもあります。

そんなときは、電話をかけた後で、焦って会話が出てこないということにならないよう、事前に話そうと思っている内容をメモにまとめてから、電話するのもおすすめです。

お礼を電話だけで済ませる場合の会話例

目上の知人、上司、親戚など

自宅の電話で話をする女性

次のような順番で話すとよいでしょう。

  1. 相手先を確認
  2. 自分の名前を名乗る
  3. 相手の都合を確認する
  4. お歳暮のお礼を伝える
  5. 近状伺いや近況報告
  6. 結びの挨拶

【具体例】青字は言い換えの例

「◯◯様のお宅でしょうか?」
「○○様の携帯電話でしょうか?」

「こんばんは。東京の○○です。ご無沙汰しております。」
「こんばんは。大阪の○○です。いつもお世話になっております。」

「今、お時間大丈夫ですか?」

「今日○○が届きました。」
「結構なものをお送りいただきまして、ありがとうございます。」
「家族みんな大好きでとても喜んでいます。」
「ありがたく皆でいただきますね。」
「いつも使うものなのでありがたいです。」
「ありがたく使わせていただきますね。」

「お元気でお過ごしですか?」
「最近○○はいかがですか?」

「寒い日が続きますが、風邪など引かないよう気を付けてお過ごしくださいね。」
「皆様にもよろしくお伝えください。」
「それでは失礼いたします。」


仕事関係の相手の場合

電話で話す会社員の女性

次のような順番で話すとよいでしょう。

  1. 相手先を確認し、自分の会社名と名前を名乗る
  2. 担当の方に取り次いでもらう
  3. 担当の方に再度会社名と名前を名乗って、挨拶
  4. お歳暮のお礼を伝える
  5. 相手先への気遣いや結びの挨拶

【具体例】

「○○会社の○○と申します。いつもお世話になっております。」

「○○様いらっしゃいますか?」

(改めて)「○○会社の○○です。いつもお世話になっております。」

「この度は、結構なお歳暮の品を送っていただき、ありがとうございました。」
「いつもお世話になっている上に、このようなお心遣いを頂き恐縮です。」
「早速みんなでありがたく頂戴いたしました。」
「社長(上司)の○○もくれぐれもよろしくと申しております。」

「取り急ぎお礼の電話をさせていただきました。」
「今後ともお引き立てのほど、何とぞ宜しくお願い申し上げます。」
「まだ寒い日が続くようですので、くれぐれもご自愛ください。」
「では、失礼します。ありがとうございました。」

後日、お礼状を送る場合

相手との関係性によっては、電話で受取連絡をした後に、改めてお礼の手紙を出すケースもあるかと思います。

その場合、まずは電話で

  • 「お歳暮の品物が到着しました。」
  • 「結構なものを送っていただきありがとうございました。」
  • 「みんなでありがたく頂きます」

というような内容を簡潔に伝えて、2~3日中にお礼状を送るようにします。

お礼状には、改めて頂いた品物のお礼を記入するとともに、「みんな大喜びで、早速美味しく頂きました。」など、食べた(使った)感想を書くといいでしょう。

また、結びの文には

  • 「しばらくは厳しい寒さが続きますが、風邪など引かれませんよう、くれぐれもご自愛ください。」
  • 「今年もおしせまってまいりましたが、新しい年のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。」

などと、相手を気遣う言葉を記入すると、より気持ちが伝わるものになるかと思います。

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お歳暮のお礼の電話で気を付けること

お歳暮の写真

お礼の電話をする際に一番大切なポイントは、品物が到着したら出来るだけ早めに連絡することです。

面倒だからと先延ばしにしていては、タイミングを逃したり、相手にも「無事届いたか?」「気に入らなかったのか?」などと、いらぬ心配をさせてしまいます。

相手の都合を考慮しつつ、遅くても翌日までには電話するようにしましょう。

もし、相手先が留守番電話だった場合は、「○○です。また改めます。」や「○○が届きました。ありがとうございます。また改めてお電話いたします。」と残し、時間を改めて再度電話をするようにしましょう。

留守番電話で丁寧なお礼を残すと、再度電話したときに二重にお礼を伝えることになるので、お礼のメッセージを残すにしても簡単なお礼程度にとどめたほうがよさそうです。

再度電話をかけてつながったときに、改めて丁寧にお礼を述べるといいですね。

何度かけても繋がらない場合は、そのまま何日もかけ続けずに、お礼状を。
電話が繋がらなかった事も、一言書き添えて送るとよいでしょう。

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さいごに

この記事では、お歳暮をもらったときの電話のかけ方についてご紹介しました。

手紙のほうが、より丁寧なお礼にはなりますが、電話でも充分感謝の気持ちは伝えることが出来ます。

お礼で一番大切なのは、送り主に感謝の気持ちが伝わること。

ご紹介した内容を参考にしていただきながら、あまり形式にとらわれすぎることなく、自分の言葉で感謝の気持ちを伝えてみてください。


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