3Dプリンターで造った住宅が今注目を集めています。
製造するのは、住宅関連の新興企業である「セレンディクス」(兵庫県西宮市)。
「車を買い替えるように、家を買い替えられるようにしたい」をキャッチフレーズに、自然災害に対して物理的な耐久性があり、頑丈さも売りにする球体フォルムの低価格の3Dプリンターの家を今後提供していくとのこと。
この記事では、この3Dプリンターを製造している住宅メーカー「セレンディクス株式会社」の株価や株式上場についてご紹介します。
セレンディクス株式会社の株価や株式上場は?
セレンディクス株式会社は2022年7月現在、残念ながら株式上場はしていません。
上場していないので、当然株価もありません。
セレンディクス株式会社は2021年7月に社名を変更しており、変更前はセレンディクスパートナーズ株式会社でしたが過去にも上場はしていない、スタートアップ企業となります。
ただし、この住宅の販売にあたって業務提携をした企業があるので以下でご紹介します。
業務提携のサンワカンパニーの上場は?
2022年にセレンディクス株式会社は、株式会社サンワカンパニーと3Dプリンターの住宅開発について業務提携しています。
この「サンワカンパニー」は東証に上場していますよ。
このサンワカンパニーは住宅設備機器の企画開発・販売や建築資材の輸入・販売を行っている会社。
主に、キッチンシンクや洗面台、浴槽などの住宅設備機器、タイル、フローリング、壁材、ドアなどの建築資材の企画開発・販売などを行っています。
今後は、セレンディクスが提供するとしている3Dプリンター住宅「Sphere(スフィア)」の実現に向け、専用の商品開発なども踏まえて、セレンディクス社と連携し、事業シナジー効果を生み出していくとしています。
3D プリンターを用い24 時間以内に球体の形状の家を創ることにより物理的にも最も強く自然災害より家族を 守る家となる。球体の為、最も表面積が少なく材料の低減ができ30 坪300 万円の価格帯を実現する。また構 造体強度・耐火性・耐震性・断熱性・美しさの5つの要素を持つ多機能素材の開発を行う。
大規模な自然災害時には緊急避難先の仮設住宅として3Ⅾプリンターを用い24 時間以内で家を創ることができる。
引用元:セレンディクス株式会社
さいごに
3Dプリンターの住宅メーカー「セレンディクス株式会社」は上場していませんが、3Dプリンター住宅の実現に向けて業務提携した株式会社サンワカンパニーは上場(3187)しています。
セレンディクスは3Dプリンターの家について、2022年8月にもグランピング施設用にスフィアを300万円で販売予定。
また、2023年春には建築基準法に準拠した鉄筋コンクリート造りの49平方メートルの家を500万円で提供する予定とし、2023年末には100平方メートルで300万円の住宅の販売を目指すとのこと。
今後、住宅ローンから解放されるかもしれない3Dプリンターの住宅の普及が楽しみですね!