小学2年生の2学期から始まるかけ算の勉強ですが、その中で九九の暗唱があります。
私自身、小学校で勉強を教えた経験がありますが、九九をなかなか覚えられず、高学年になっても、かけ算の計算で苦労している子も一定数いました。
この記事では、たいして勉強好きでもないわが子が、楽しんであっという間に九九を覚えた方法をご紹介します。
全ての子にあてはまるわけではないでしょうが、なかなか覚えられないというときに参考にしてみてください。
九九を覚えるために使った教材
使った教材は主に2つで、「ドラえもんのCD」と「100円ショップのポスター」。
あとは、補助的に使ったものが2つあります。
どらえもん 九九のうた CDブック
ドラえもんが九九をうたっているCDです。
「オリジナルバージョン」以外に、「答えなしのバージョン」や「くつろぎ生ギターバージョン」などがあります。
本の部分にはキャラクターのイラストとともに、各段ごとに九九が書いてあり、答えの部分を赤い暗記シートでかくしながら、目で見て暗唱できます。
100円ショップ ポスター
100円ショップで購入した、お風呂に貼れるポスターです。
読み方も大きく書いてあり、便利です。
九九プリント
ぷりんときっず さんで無料でダウンロードさせていただいたプリントです。
九九表が数パターン、読み方ありとか、答えなしのパターンも用意されています。
PDFファイルでダウンロードしたものを、好きな大きさにコピーして使えて便利。
チャレンジ 九九ソングバンド
ベネッセ 進研ゼミ チャレンジの「歌ってばっちり 九九ソングバンド」です。
九九ソングを聞きながら、楽しく九九が覚えられるという教材です。
歌に合わせて、バンドの液晶画面に九九が表示されます。
九九を覚えるためにやったこと
ドラえもんが好きということもあり、「ドラえもん 九九のうた」というCDブックを購入しました
わが子に一番効果があったのはこれです。
ドラえもんの声で音楽に合わせて、九九を唱えます。
どちらかといえば、のんびりしたテンポですね。
車での移動中にかけたり、家の中で聞いたりしているうちに、数日ですぐに覚えました。
まあ、正確に言えば九九(かけ算)を覚えたのではなく、歌の歌詞を覚えたという感じですが…。
単調なメロディーの繰り返しなので、覚えやすいです。
段と段の間に入る「3の段、お疲れさん(3)♪」「5の段、ご(5)うかく♪」などのドラえもんのセリフが面白いらしく、それも楽しんで聴けたポイントです。
段ごとにチャプターで分かれていますので、苦手な段だけ繰り返し聴いて覚えました。
デメリットは、暗唱していて次が出てこないときに、歌わないと思い出せないことも。
まあ、これは歌で覚えようとすると仕方がないですね。
最初は、歌って思い出していたわが子ですが、何度か繰り返すうちに歌わなくても大丈夫になりました。
あと、使ったのは100円ショップの九九ポスターです。
お風呂に浸かって、上がる前に「◯の段だけ言ってあがろっか!」と暗唱。
「分からないときはポスター見ていいよ」と伝えると、ポスターを見て「あ、そうだった」と思いだし、全部言えたらあがるという感じです。
この2つで、ほとんど覚えた感じですね。
他に、補助的に使ったものが2つあります。
ぷりんときっずさんの、「九九表(掛け算表)」です。
「1日一回◯の段を暗唱して全部言えたらOK」と決めていたので、暗唱し、間違えたらこのプリントを見ていました。
カラフルで視覚的にも見やすいですし、おすすめ。
それと、ベネッセの進研ゼミ「チャレンジ」を受講していることもあり、九九ソングバンドという、腕時計のような形状の教材も少し使いました。
リズムに合わせて九九を唱えているのは同じですが、こちらはドラえもんのCDに比べるとテンポが速く、余計な歌の部分もないので無駄がない感じです。
ただ、わが子はドラえもんのCDのほうがしっくりきたみたいで、この教材はほとんど聞いていません。
電池式で、腕につけたまま持ち運び出来るのはとても便利です。
フリマアプリやオークションで新品や中古のお品が安く販売されているようですので、気になる方は覗いてみてください。
さいごに
今回は、わが子に効果のあった九九の覚え方をご紹介させて頂きました。
時間をかけずにすぐに覚えることができたのは、楽しんでやれたからだと思います。
歌から入りましたが、歌だと楽しみながら何度も繰り返せて、しっかり定着。
最初は歌わないと次の九九が出てこないということもありましたが、すぐに歌なしでも九九暗唱ができるようになりました。
歌で覚えることには賛否両論ありますが、覚えないことには始まらないので、もし覚えるのが苦手だな~というお子さんがいらっしゃったら、ぜひ試していただきたいです。