2021年2月、アニメ「鬼滅の刃」2期となる「遊郭(ゆうかく)編」の年内放送が発表されました。
ファンからは歓喜の声が上がる一方、「遊郭が舞台なのに子供に見せても大丈夫なの?」という声も多く聞かれます。
そこで、この記事では子供に「遊郭編」を見せても大丈夫?ということを中心に
・残虐性は今まで通り
・遊郭編の映像に関しては問題なさそう
・「遊郭って何」と聞かれたら
・遊郭編は12月放送・10月からは テレビアニメ 無限列車編も
このような内容をご紹介します。
子供に見せるかどうか悩んでいる方の参考になれば、嬉しいです。
鬼滅の刃「遊郭編」を子供に見せても大丈夫?
映画「鬼滅の刃 無限列車編」が公開され、「次は遊郭編だね」という声が出始めた一方で「これだけ小さな子供にも人気だったら遊郭編は無理でしょ」という声も多く聞かれました。
今回の発表でテレビ放送は決定となりましたが、この遊郭編は吉原の遊郭を舞台にしているだけに、今まで気軽に見せていた保護者も、引き続き見せてよいものかと気になっているようです。
鬼滅の刃「遊郭編」を子供に見せるか、見せないか
この遊郭編を見せる上で気になるのは以前から言われている「残酷性」と今回新たに発生する「遊郭」という部分ですよね。
「残虐性」に関しては、以前「鬼滅の刃は子供に見せると悪影響か?」という内容で記事を書いています。
私個人の見解としては、子供の個性もあるので、年齢に限らず親の判断で見せるかどうか判断すればよいという考え。
今現在、周囲で「鬼滅の刃を観たから悪影響があった」などという声もさほどなく、幼児でも見たくない子は自身で判断して観ないという選択をしているように思います。
今回の遊郭編では上弦の陸という強い鬼との死闘なので、引き続き残虐な対決シーンがありますし、当然鬼が人間を食べてしまうシーンも。
基本的には、この遊郭編を見るのは今まで1期や映画を見てきた子供たちだと思います。
今までも残虐なシーンは多く、遊郭編だけ特別残虐だということはないので、今まで気にせずに見ていたのであればあまり気にしなくてもいいかもしれませんね。
あと気になるのは「遊郭」の部分。
「遊郭」が舞台だからといって、それを理由に見せないとはいきませんよね。
ただ、この遊郭編には、単行本を見る限り子供に見せれないような色っぽいシーンはほぼないようです。
あえて言えば、くノ一である音柱の嫁3人と、堕姫の露出が高いぐらいでしょうか。
なので、ストーリーを見ていく上では、あまり気にならないと思われます。
ただ、小学生以上になれば舞台である「遊郭って何?」という疑問を持つ子も多いと思いますので、聞かれたときの答えは準備しておいたほうがよさそうです。
舞台が遊郭というだけで、話を理解するうえで遊郭の説明が必要な描写はほぼ無いと思われるので、
「昔遊郭っていう女の人が働く場所があったんだよ」
もしくは
「女の人が綺麗な着物を着て、男のお客さんとお酒を呑んだり、おしゃべりしたりする所だよ。」
ぐらいで納得してくれる子が多いかと思います。
ちょっと踏み込んでも
「お金が無くて売り飛ばされた女の人が、男の人とお酒を飲んだり、おしゃべりをしたりしてたところ。お金で買われてるから、一度行ったら簡単には出られなかったんだって。」
で納得してくれるのではないでしょうか。
幼児だったら、今までもストーリーの深いところまでは考えていない可能性もあるので、「遊郭」という言葉に反応する子は少ないかもしれませんね。
この遊郭編では、炭治郎が善逸、伊之助や音柱である宇髄天元と協力して、鬼の中の精鋭である上弦の陸に立ち向かう姿など、今までと同じく正義と共に熱い仲間の友情が描かれています。
そして、禰豆子との兄弟愛、上弦の陸である堕姫・妓夫太郎の兄弟愛や2匹が鬼となるまでの悲しい過去も。
炭治郎、善逸、伊之助の女装シーンなど、時にはギャグも織り交ぜながら、今までのような正義、友情、愛情、悲哀などがしっかり描かれているので、「残虐」というデメリットもありながらも、作品から得られるメリットもたくさんありそうですよ。
鬼滅の刃「遊郭編」がどんな話なのか、ご存知ない方もいらっしゃると思うので、概要をご紹介してます。
鬼滅の刃「遊郭編」ってどんな話?
映画「無限列車編」に続く物語で、無限列車での任務を終えた炭治郎たちが、次なる任務として鬼殺隊の音柱である「宇髄天元(うずいてんげん)」と共に鬼が住む遊郭へ行くという話です。
単行本では9巻から11巻に収録されているストーリー。
鬼殺隊の柱である宇髄天元は、遊郭で次々と人が消えているという話を聞き、潜入捜査のために自分の嫁で、くノ一である3人の女性を遊郭に送ります。
ところがその3人の嫁からの情報が途絶えてしまったことで「鬼が住んでいる」と確信し、女装をさせられた炭治郎ら3人とともに遊郭に入ります。
そこに潜んでいたのは遊女に紛れて長年潜んでいた鬼の「堕姫(だひ)」でした。
炭治郎らは天元と共に、苦戦をしいられながらもなんとか堕姫の首を落としますが、死なないばかりかその体内からもう一匹の鬼である兄「妓夫太郎(ぎゅうたろう)」が現れます。
2匹は鬼舞辻直轄の部下「十二鬼月」である上弦の陸で、堕姫と妓夫太郎2匹で一体の鬼。
つまり、どちらか片方の首を斬っても倒すことはできず、完全に倒すには、2匹の首を同時に斬る必要が。
そこから、妓夫太郎・堕姫の2匹と鬼殺隊である4人の死闘が繰り広げられるというストーリーになっています。
今回の「遊郭編」の放送発表と共に公開されたPVはこちら!
天元の「これが吉原遊郭、男と女の見栄と欲、愛憎渦巻く夜の街」というセリフがありますね。
鬼滅の刃「遊郭編」の放送はいつから
遊郭編は「フジテレビで12月5日より毎週日曜午後11時15分から放送がスタートする」と発表されました。
以前のフジテレビの放送時間帯とは異なり、深夜枠での放送時間となりますが、これに関しては「内容を考慮した時間帯の設定ではなく、タイムテーブルを考慮した総合的な判断でこの時間になった」と発表されています。
小さなお子さんだと、リアルタイムで見るには難しい時間帯なので、録画対応になりそうですね。
また、遊郭編放送に先駆けて『テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編』も10月10日午後11時15分から全7回で放送されることが発表されました。
「竈門炭治郎立志編」から「遊郭編」へ繋がるエピソードである「無限列車編」を、 テレビアニメという形で放送。
「無限列車編」については、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、9月25日フジテレビ系列の土曜プレミアム枠にて放送されましたが、それとは別にテレビアニメという形で放送されるものです。
煉獄杏寿郎が鬼殺隊本部を旅立ち無限列車へと向かう道中の任務を描いた完全新作エピソードの第1話からスタートし、第2話~第7話は、無限列車での任務を約70カットの新作映像や新規BGMなどを追加して描いたものになっています。
過去放送の鬼滅の刃を見たい方は
このアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」は過去放送されたアニメや映画の続きの話です。
物語のスタートの話である「竈門炭治郎立志編」を見ていなくて、今から見たいという方や、もう一度過去の放送分を見直したいという方もいらっしゃるかと思います。
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まとめ
この記事では、鬼滅の刃「遊郭編」のアニメ化で子供に見せても大丈夫?という内容についてご紹介しました。
まとめると
・残虐なシーンは今まで通り
・遊郭が舞台だが子供が見ても問題なさそう
・「遊郭って何?」の質問には、事前に答えを準備しておく
・「遊郭編」の放送は2021年12月5日よりスタート
となります。
今後放送に向けて、また「見せる・見せない」の議論が巻き起こされる可能性はありますが、いまだに人気の衰えない鬼滅の刃。
「遊郭編」の放送が楽しみですね。