キャッシュレス化が進み、注目されている「フラグメントケース」。
ミニ財布よりもっとコンパクトなフラグメントケースは、必要最低限のものだけを持ち歩きたいという方からの注目度が高まっていて、ミニ財布の次に流行るアイテムと言われています。
そこで、この記事では
・フラグメントケースとはポケット付きの薄型ケース
・薄くて軽いところが注目されている
・現金派にはおすすめできないかも
・ハイブランドから手頃な価格まで、おすすめも一挙紹介!
このような内容でフラグメントケースについて詳しくご紹介しますね!
フラグメントケースとは?
フラグメントケースは、小銭やお札を入れるなど用途に合わせて使えるポケットに、数枚分のカードポケットがついている薄型のケースです。
フラグメントとは、「断片」や「破片」を指す言葉。
その名の通り、財布のカードポケットと小銭入れの部分を切り取ったようなフラグメントケースは、コンパクトに持ち歩くことができ、キャッシュレス時代にピッタリの財布と人気急上昇中なんです。
まだ、フラグメントケースを見たことがないという方もいらっしゃると思うので、先にどういった外観なのかご紹介。
これは、LOEWE(ロエベ)の「コイン カードホルダー」という商品ですが、よくフラグメントケースとして紹介されている商品です。

幅13cm×高さ7.5cmのジッパー付きのポケットの側面に、カードスロットが4つついている商品。
基本的にフラグメントケースは側面にこのようなカードスロットがついています。

フラグメントケースのファスナー部分の形状は、真っ直ぐのものも多いですが、この商品はファスナー部分がL字型になっているので、大きく開くので中身が取り出しやすくなっています。

商品によって多少の差はありますが、基本的にはこのような形状になってます。
このように、フラグメントケースとは、カードケースほどのコンパクトなサイズで、外側にカードポケットがついているのが特徴です。
ファスナー付きのポケットもあるので、多少の小銭やお札、鍵なども入れることも可能。
ミニ財布やパスケースと何が違うの?
フラグメントケースは数年前から人気が高いミニ財布や、パスケースとどういったところが違うのでしょうか?
ミニ財布の形状にもよりますが、ミニ財布はカードも小銭入れも、札入れのスペースもしっかりとってあるのでコンパクトといえども、フラグメントケースに比べるとかさばります。
ミニ財布は2つ折りタイプのものが多く、そのコロンとした見た目が可愛いという方も多いですが、2つ折りにしたり、小銭を多く入れることで厚みが出ることも。
しかしミニ財布にはお札を折らずに収納できたり、小銭が取り出しやすいなどフラグメントケースより優れている点も。
また見た目はパスケースのような外観ですが、パスケースと比較するとフラグメントケースには小銭を入れたりできるポケットが付いていることや、カードポケットの収納枚数が多いという点が優れています。
フラグメントケースのメリット・デメリット
フラグメントケースついてよく言われているメリットとデメリットをご紹介します。
薄くて軽い
バッグの中がすっきりする
カードが取り出しやすい
一番のメリットは軽い・薄い・コンパクトですね。
バッグが軽くなったり、ミニバッグにいれてもかさばりませんし、アウトドアやスポーツ、ランニングに携帯するときにもポケットに入れることができます。
また側面にカードポケットがあるものが多いので、カード利用の際はワンアクションですぐに取り出すことが出来て便利です。
最近キャッシュレス決済ばかりで、財布はあまりつかっていないな~という方には特にオススメです!
小銭の枚数に制限がある
カードの枚数が制限される
お札をたたむ必要がある
形状によってはコインが取り出しにくい
コンパクトな分、持ち歩ける小銭の数が限られます。
またフラグメントケースのカードポケットは、4〜6枚くらいが主流なのでカードは厳選する必要があります。
お札は収納スペースが限られているので、折って収納する必要があります。
お札を折るのが嫌な人はミニ財布か、お札は別管理で持つようにしたほうがいいかもしれません。
またフラグメントケースの形状によっては、コインが取り出しにくい場合も。
L字ファスナーやマチ付きだと比較的取り出しやすいですよ。
フラグメントケースのTwitterの反応は?
Twitterでもフラグメントケースについてのコメントがたくさんありました。
いくつかご紹介しますね。
このようにフラグメントケースが欲しいという人のツイートが多くありましたよ。
最近急激にキャッシュレス化が進んでいるので、気になる人が多いようです。
キャッシュレスが増えてきたとはいえ、まだ現金決済しか対応していないお店もありますよね。そこが悩みどころ…。
フラグメントケースのおすすめ12選
人気のあるフラグメントケースのうち、ハイブランドからプチプラまでご紹介。
いろんなデザインがあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ハイブランドのフラグメントケース
海外の先進国ではキャッシュレス化が日本より進んでいるため、海外のハイブランドでは多くのフラグメントケースが展開されています。
ハイブランドの長財布は高くて買えなくても、フラグメントケースなら手が届くかも。
クロエ/Chloe ALPHABET パース

必要なものだけを持ち歩けるようスケールダウンした、柔らかなグレインカーフスキンのフラグメントケース。
ファスナーには光沢のあるゴールドの「C」チャームがついています。
実用的なフラットポケットの他に、ジップを開けるとカードスロットが現れます。
ゴールドのホットスタンプロゴ入り。
メゾンマルジェラ/Maison Margiela リフレクティブ レザー ウォレット

スムースカーフレザーを使用した上品なフラグメントケース。
外側には4つのカードポケットがあり、内側には紙幣用のコンパートメント付き。
背面にはメゾンのアイコニックなホワイトの4本ステッチをプラスしたデザインです。
サンローラン/SAINT LAURENT フラグメントジップポーチ

サンローランのロゴが型押しされた、クラシカルなフラグメントケース。
フロントに5つのカードポケット、ジップ付きのポケットのデザイン。
このドット柄の他、無地などのシンプルなデザインが多数取り揃っています。
セリーヌ/CELINE コンパクト ジップドカードホルダー

カードポケットが4つと、ファスナー付きポケットのシンプルなデザイン。
ゴールドの金具とロゴがシンプルなボディに映えるデザインです。
グレインドカーフスキンを使用。
シンプルなデザインかつ上品な印象なので、オン・オフ共に活用できるフラグメントケースです。
ロエベ/LOEWEコイン カードホルダー (クラシックカーフ)

鮮やかなグリーン、ブルー、ベージュのマルチカラーのフラグメントケース。
グレインレザーを使用し、前面にアナグラムのエンボス加工。
ホワイトのトップステッチとラッカードエッジが施されたデザインで、カードポケット4つとジッパー付きコインケースを備えています。

15,000円以下で買えるフラグメントケース
1万円前後の価格帯のフラグメントケースです。
気になるけどどうなのかなと迷う方は、手が出しやすいこのあたりの商品をまず買ってみるのもおすすめです。
マークジェイコブス/MARC JACOBS MULTI WALLET

マークジェイコブズのアイコニックな「ダブルJ」ロゴをフロントにあしらったフラグメントケース。
一般的なフラグメントケースの機能に加え、パスケースとしても使用できる作りになっており、シーンによって、キーポーチ+パスケースとして、ミニバッグを使う時にはウォレットとして、いろんな使い方が出来るフラグメントケースです。
マルチカラーで、遊び心を感じさせるデザインです。
トリーバーチ/TORY BURCH カードケース PERRY BOMBE

上質なペブルドレザーに施したエンボス加工のダブルTがアクセントのフラグメントケース。
5つのカードポケットとファスナー付きのポケットがあり、マチが無い分薄型でコンパクトな仕様になっています。
ファスナー開閉に便利なリストストラップ付き。
ケイトスペード/KATE SPADE スペンサー カード ケース リスレット

衝撃や傷に強いサフィアノレザーを用いて仕上げた「スペンサー」シリーズのフラグメントケース。
バッグや手首に簡単に取り付けられるクリップ式のストラップとキーリング付き。
パスケースとしても使用できるクリアウィンドウのポケット付きなので、これひとつで通勤・通学にもしっかり対応可能です。
フルラ/FURLA BABYLON S CARD CASE

カーフスキン製のフルラのフラグメントケース。
フロント、バックにそれぞれカードスロットが3つずつ付いており、中央にはファスナー式ポケットがあります。
フロントにクラス感のあるブランドロゴがあしらわれています。
ビジネスにもカジュアルにも対応でき、使いやすく機能性を備えているアイテム。
DELLA マルチコンパクトケース

上質なカーフスキンを使用し、ユニセックスでシンプルなデザインなので年齢・性別問わず使えそうです。
縦に並んだカードスロット4つのほか、両サイドに大きめのフラットポケットの合計6つのポケット。
表面へのオリジナル加工で、傷がつきにくい上に、汚れも落ちやすく、雨にも強いケースです。
5000円以下で買えるフラグメントケース
5000円以下で購入できるフラグメントケースもありますよ。
どれも本革使用で、安っぽくないのでおすすめです。
NIGHT1 フラグメントケース

一流タンナーにより染め上げられた深みのある豊富なカラーの本革を、職人がひとつひとつ丁寧に仕上げた、使い込むほどに肌に馴染むフラグメントケースです。
ユニセックス、エイジレスに使えるシンプルなデザイン。
取り外し可能なネックストラップ付で、ビジネスからデイリーまで便利に使えます。
RICKERS フラグメントケース

カードポケットが3つと大きめのサイドポケットが1つ、ファスナーポケットが1つ付いたシンプルデザイン。
このファスナーポケットの内側にはキーリングも付いているので、鍵などの携帯にもピッタリ。
シボ感のあるシュリンクレザーを使用しているので、傷や汚れが目立たず、かつ、本革ならではの高級感と落ち着きも感じることが出来るフラグメントケースです。
さいごに
この記事ではフラグメントケースについて、ミニ財布との違いやメリットデメリット、おすすめのフラグメントケースなどをご紹介させていただきました。
ビジネス、普段使いにと幅広く活躍するフラグメントケースは1つ持っておくととても便利!
旅行や出張時など現金が多く必要な時は財布を使用し、キャッシュレス生活を送っている日常はフラグメントケースなど、使い分けている方も多いようです。
その日のお出かけ先や気分で持ち替えたりできますし、贈り物にしても喜ばれそうですね。
一度使ったら手放せないという方もいるようなので、バッグの中をシンプルにまとめたいと思っているかたは、フラグメントケースにぜひ注目してみてください。