専用封筒で、荷物を手軽に発送できる郵便局の『レターパック』。
追跡の確認もでき、全国一律料金で荷物を送ることができるので、日常的に利用されている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなレターパックを自宅以外で受け取ることができるのか?また受け取りの方法や注意点などについてご紹介します。
より便利にレターパックを使いこなすために、参考にしてみてください。
レターパックプラスやライトはコンビニや郵便局で受け取り可能?
郵便ポストや郵便局から発送できるレターパック。
最近ではポスト設置のコンビニもあり、そのようなコンビニのポストからも発送できる便利なサービスです。
では、郵便局やコンビニでレターパックを「受け取る」ことはできるのでしょうか?
レターパックライト・プラスはコンビニでの受取は不可
残念ながら、レターパックプラス・ライトともにコンビニでの受け取りはできません。
どうしてもコンビニで荷物を受け取りたいという方は、同じ日本郵政の「ゆうパック」もしくはヤマト運輸の「宅急便」がおすすめ。
どちらもコンビニを指定して荷物を受け取ることができるサービスです。
レターパックライト・プラスは郵便局で受け取れる
コンビニでの受け取りはできませんが、郵便局での受け取りはレターパックプラス・ライトともに可能です。
郵便局で受け取る方法には2つあるので、1つずつご紹介します。
① 発送人に「郵便局留め」で発送を依頼する
レターパックを郵便局で受け取りたい場合は、相手にお願いして宛先を「郵便局留め」にしてもらうと、受け取りたい郵便局の窓口でレターパックを受け取ることができます。
郵便局留めにしたレターパックを受け取りに行く際には、以下のものが必要になります。
- 運転免許証などの身分証明書
- 印鑑
受取の際は、忘れないように持参しましょう。
② 不在票が投函されたタイミングで郵便局へ受け取りに行く
「レターパックプラス」は対面で配達され、受取時には受領印又は署名が必要な郵便物。
もし配達時に不在だった場合は、不在票が郵便受けに投函されます。
不在により持ち戻られたレターパックは再配達を依頼することもできますが、郵便局で受け取ることも可能です。
郵便局で受け取る際は、以下のものを準備・持参して受け取ってください。
- 運転免許証などの身分証明書
- 印鑑
- 郵便受けに投函された不在票
また、レターパックプラスと違い「レターパックライト」は基本的にポスト投函での配達になります。
ただし、受け取り人の郵便受けがいっぱいで入らない場合や、郵便受けのサイズが小さかった時は手渡しでの配達となります。
その際、不在であれば郵便受けに不在票が投函されるので、レターパックプラス同様に必要なものを準備して郵便局で受け取ってください。
レターパックを自宅以外で受け取れる場所や方法は他にある?
残念ながら、レターパックは先程ご紹介した郵便局での受け取り、もしくは自宅への配達以外に受け取れる場所や方法はありません。
帰宅時間が深夜になるなど、どうしても郵便局や自宅以外で荷物を受けとりたいという方のために、郵便局・自宅以外で受け取れるレターパック以外の配送方法をご紹介します。
日本郵便
日本郵便のサービス「ゆうパック」であればコンビニもしくは受け取りロッカー(はこぽす)で受取可能です。
ただし、縦・横・高さの合計が100cm以内の「元払いゆうパック」に限ります。
そのため、以下の元払いゆうパック以外のゆうパックは受け取ることはできませんのでご注意ください。
サービス | 受取可否 |
元払ゆうパック | 〇 |
着払ゆうパック | × |
セキュリティゆうパック | × |
代金引換ゆうパック | × |
本人限定受取ゆうパック | × |
チルドゆうパック | × |
点字・聴覚ゆうパック | × |
重量ゆうパック | × |
スキーゆうパック | × |
ゴルフゆうパック | × |
空港ゆうパック | × |
受取場所として指定出来るコンビニは以下から選択可能です。
利用方法は以下のとおり。
- 事前設定
- ご利用にはゆうびんIDの登録と居住確認手続きを行い、eお届け通知(メール)を受け取る必要があります。
⇒ eお届け通知の詳細はこちら - 利用方法
- 受け取った「お届け予定のお知らせ」または「ご不在のお知らせ」メールから、受け取り場所を選択。
① メールに記載されたURLにアクセスし「コンビニ・宅配ロッカー「はこぽす」でお受け取り」を選択
② 受け取りたい場所を地図から選択
③ 店舗に納品完了後、受取に必要な認証キーがメールにて通知されます - 受取可能期間
- 【お届け前に変更した場合】
店舗納品日+7日目まで
【再配達時に変更した場合】
店舗納品日+3日目まで(保管期間の延長は不可)
店舗納品日+4日目に受取の督促メールを送信。保管期間が経過した場合は、荷送人に返送。
ただし、内容品によってはコンビニ受取を利用できない場合もあるのでご注意ください。
ヤマト運輸
ヤマト運輸で取り扱う以下の荷物は、自宅以外での受け取りが可能です。
縦・横・高さの合計が100cm以内、かつ重さが10kg以内で、元払いの
- 宅急便
- パソコン宅急便
- 宅急便コンパクト
上記条件に当てはまる荷物である場合、以下の場所で受け取ることができます。
受け取り場所の選択方法には2種類あります。
① ECサイトで受取場所を選べる場合
Amazon、メルカリ、Yahoo!ショッピングの一部ストアなどのECサイトでは、商品購入時に受け取り場所として取扱店・コンビニエンスストアを選択できる場合があります。
自宅以外で荷物を受け取りたい場合は、ECサイトで注文を行う際に、お届け先として取扱店・コンビニエンスストアを選択してください。
※ ヤマト運輸で配送を行う全てのECサイトで受取場所を選べるわけではありませんのでご注意ください。
② 荷物のお届け通知から受け取り場所を変更する
ヤマト運輸の会員サービスである「クロネコメンバーズ」(入会費・年会費無料)に登録することで、到着予定の荷物の日時・場所指定などができるようになります。
利用方法は以下のとおり。
- 事前設定
- ご利用には事前にクロネコメンバーズの登録が必要です。
⇒ クロネコメンバーズの詳細はこちら - 利用方法
- クロネコメンバーズの登録を済ませると、荷物が届く際に「配達予定通知」や「不在通知」などが通知されます。
そのような通知やMy荷物一覧、Myカレンダーサービスより、受け取り場所が選択可能です。
レターパックは郵便局もしくは自宅でしか受け取ることができませんが、自宅で受け取ることが難しい場合は上記のような配送サービスを利用してみてください。
レターパックは土日も配達される?
レターパックライト・プラスともに土曜日、日曜日、祝日も配達されます。
金曜日に送られたレターパックは、多くの場合は翌日の土曜日には到着となります。
ただし、北海道や沖縄、離島などの遠方の場所であれば2日以上かかってしまうケースもあります。
まとめ
この記事では、レターパックを自宅以外で受け取ることができるのか?という疑問について、また受け取りの方法や注意点、自宅以外で受け取りたい場合の代わりになるサービスなどをご紹介しました。
まとめると
となります。
レターパックは残念ながらコンビニで受け取ることはできませんが、ちょっとした書類や荷物を送るのに手軽に使えて便利なので、うまく活用してみてください。