表情筋を鍛えてほうれい線やたるみなどを予防・改善すると話題のMTGのフェイシャルフィットネス「PAO(パオ)」。
私も半年ほど前からほぼ毎日使用し、信頼を置いている美容器具ですが、一部で「PAOを使ってほうれい線が濃くなった!」「逆効果だった!」という声もあるようです。
そこでこの記事では、逆効果という評判や口コミについて、また逆効果にならない効果的な使い方をご紹介します。
PAOを使用しても効果がない、逆効果だったと思っている方はもちろん、これから購入しようと思っている方が失敗しないためにも、ぜひ記事を参考にしてみてください。
PAO(パオ)はほうれい線に逆効果?
1年前の写真と見比べるとPAOのおかげで輪郭はシュッとしたけどほうれい線めちゃめちゃ濃くなってて普通に死にたくなるな
— 🌻てしか🌻 (@airhOnO) May 31, 2020
このように“PAOを使用したら、かえってほうれい線が濃くなった”という声があるようです。
実際に私自身半年ほど使用していますが、効果にとても満足しています。
もたついていた口元が明らかにスッキリして、ほうれい線も、完全になくなった訳ではありませんが、以前と比較すると明らかに薄くなって、気にならなくなってきました。
ただ世間では「ほうれい線が濃くなった」という声があるのも事実。
実際にPAOを利用している人の生の声をいくつかご紹介します。
「消えた」「濃くなった」利用者の口コミ
PAOを利用した人の口コミを見るとほうれい線が「消えた」という口コミはありませんでしたが「薄くなった」というものは多く、逆に「濃くなった」という口コミもありました。
私もほうれい線に対抗すべく
— ゆき🐘🍀 (@112_rosso) September 15, 2019
PAO❤️を買ったけど、
ブンブンと上手に出来ない😱
出来る友達は、ほうれい線が
薄くなっていて羨ましい😅
結局寝れそうにない😂
— みちるダイエット垢&美容垢@47kgになります (@diet2021021944) June 3, 2021
そういえば最近放置していたPAOを使い始めました。
リンクルショット+パオのおかげか左側のほうれい線が薄くなってきた気がする…
実年齢ー10歳に見られるよう頑張る💪
CMでもやってる口に咥えてブンブンさせて表情筋を鍛えるヤツ、取り敢えず一年使ってみたけどほうれい線が若干薄くなったでござる( ゚ε゚ )
— 燈oO(あかり) (@august001124) April 16, 2019
余談ですがこれを使ってるところを先日母上に見せたら「使ってる時の顔ブスすぎwww」って失笑されたのでみんなは他人に絶対に見せちゃダメだぜ!(白目) pic.twitter.com/vkH1EHmb41
しっかりあります! こいつを消すためにPAOでブンブンしていますが、なかなか消えません。最近はほうれい線まで濃くなってきましたよ。
— nass 月刊「ベルダ」でも連載中 (@nao_nass) August 18, 2020
ほうれい線が深くなって目立つようになり、ファンデーションが入り込むほどになりました。そのためPAOを購入して現在半年ほど経ちますが、徐々に目立たなくなってきて、ファンデーションが残ることはなくなりました。
購入して1か月ぐらいは効いてるのかどうか効果がよく分かりませんでしたが、公式動画で使い方を勉強してから使ったところ、少しずつ効果があらわれ始めました。 まだ完全になくなったわけではないので、このまま続けていきたいと思っています。
想像以上に効果がありました。
現在半年以上使用していますが、ほうれい線と口元のたるみが10年ぐらい戻った印象です。
化粧品も大事だけど顔筋鍛えた方がずっと早く若返ると実感しています。使用する筋肉を意識してやると効果的だと思います。
あご回りが一番効果があって、ほうれい線はやや薄くなったかなという感じです。この商品はトレーニング器具なので、続けている間は効果を保ててますが、長くさぼるとだんだん元に戻ります。でもやれば効果を実感できるので、頑張って続けようと思います。
口コミにもあるように、PAOを使用している人にはとほうれい線が「薄くなった」という人もいれば、「濃くなった」という人もいます。
PAOの販売元であるMTGのPAO販売ページには“ほうれい線の悩みを改善できます”と紹介されてます。
たるみ・シワ※1・ほうれい線※2の悩みをPAO運動による1日 30秒 2回の「顔筋トレ」で改善※3できます。
引用:MTG online shop
※1:頬部や口まわりのシワ ※2:薄くし、短くするという意味において ※3:4~8週間の継続使用による
ただし「20代~70代のモニター50名に約2ヵ月継続使用してもらった結果、モニターの約94%が効果を実感できた」と紹介されているように、多くの方で結果が出ているものの、100%の人に効果があるというものでもありません。
PAOは顔の筋肉を鍛えるという目的で、開発から4年半もの歳月をかけて作られた商品。
筋肉研究の第一人者として知られる東京大学の石井直方教授も共同研究者として関わり、「この共同研究から顔の筋肉を鍛えるメカニズムを明らかにすることができた」と述べています。
また、PAOによる継続した表情筋トレーニングが、ほうれい線・シワ・たるみに対してもたらす効果を検証した際の論文も過去、医学誌に掲載され、ほうれい線・シワ・たるみへの有効性も検証されていることから、実際に効果が出る人がいることも事実です。
このように、PAOを使用することで得られる効果については使用する人によって様々。
顔の作りや生活習慣、PAOの使い方などにも個人差があるので、すべての人に良い効果がみられるとは限らず、中には「ほうれい線が濃くなった」という結果になる人もいるようです。
PAOでほうれい線が濃くなる原因は?
とはいえ、PAOは基本的にはほうれい線の改善効果が見込まれるという美容器具。
改善するどころか、悪化するのは困りますよね。
PAOを使用してほうれい線が濃くなった原因として、以下のようなものが考えられます。
間違った使用方法によるもの
PAOの口コミには「はじめは効果がないと思ったが、PAOの使い方を改善したことで効果が見られた」という内容のものがいくつもありました。
逆に、間違った使い方をすることで“ほうれい線が濃くなる”ということもあります。
間違った使い方というのは、基本的な使い方が誤っている場合もそうですが、使い過ぎも良くありません。
1日に何回も運動して良いのですか?という質問に対して、以下のような説明があります。
運動の目安は30秒~90秒を目安に1日2回を限度としてください。運動のしすぎはかえって筋肉や口腔内を痛め、効果を望めません。
引用:MTG online shop
そのため、正しい方法や適切な使用時間で使用し、表情筋を鍛えることが大切です。
ほうれい線の原因が表情筋以外にある
ほうれい線の出来る原因には3つの要素があります。
- コリによってできるもの
- コリによるほうれい線は、食いしばりなどのクセが原因で咬筋が必要以上に発達。
筋肉のバランスが崩れることで、「筋膜の癒着=筋肉の硬化」が生じ、頬がたるんでほうれい線ができるもの。
- たるみによってできるもの
- たるみによるほうれい線は、上唇挙筋や小頬骨筋、大頬骨筋といった頬、口元を支える筋肉、口輪筋という口元の筋肉の衰えが原因となり、引き起こされるもの。
- むくみによってできるもの
- むくみによるほうれい線は、顔が老廃物でむくむことで、重みで頬が下がり、ほうれい線ができるもの。
このように、ほうれい線が出来る原因には様々な要素がありますが、PAOで出来るのは表情筋を鍛えることだけ。
ほうれい線の原因が表情筋以外の部分が大きかった場合、効果を感じにくかったり、食いしばりやむくみがひどくなることで、ほうれい線が濃くなってしまうということもありえます。
偽物を使用している
PAOは正規品以外に、類似品も多く出ているようです。
最近では少なくなりましたが、一時期PAOにそっくりな商品がインターネットで1,000~2,000円ほどで販売されていました。
定価14,080円程度で、信頼できるサイトのセール価格でも5~7,000円程度で販売されている商品が、1,000~2,000円ほどで購入できるのは、明らかに怪しいですね。
類似品が必ずしも効果がないとは言えませんが、偽物を使用すると期待するほどの効果がなかったり、かえって悪化するという可能性もあります。
そのため、今から購入したいと思っている方は、信頼できる公式サイトで購入することをおすすめします。
楽天市場やYahoo!ショッピングにも公式サイトが出店しているので、そういったサイトでセール時などに購入すると大幅なポイント還元などがあってお得に購入できますよ。
PAOでほうれい線が改善される効果的な使用方法
PAOにほうれい線改善の効果を求めるためには“正しい使い方が大切”です。
PAOの正しい使い方
何度も言いますが、PAOの効果を充分に発揮させるには、正しい使い方で使用することが大切。
歯でPAOを支える等の間違った使い方をされているのでしょうか…「継続してたら歯がグラグラしてきた」などの口コミも一部見られ、間違った使い方をすることで取返しのつかない状態になることもあります。
一方で「効果を実感できなかったけど、正しく使ったら、効果がみられるようになってきた」という声も多数あるので、効果が見られない方は公式動画を参考に、もう一度使用方法を見直してみてください。
【 基本的な使用方法の紹介動画 】
下の動画ではさらに詳細な使用方法が紹介されています。
今まで正しい使い方で使用していると思っていた方も、改めて公式動画を見ると間違っていたということもあるかもしれないので、問題なく使用できているかたもよければ動画をチェックして、再確認してみてください。
顔の筋肉のうち、ほうれい線に深くかかわっているのは、小頬骨筋・大頬骨筋です。
PAOを使用する際は小頬骨筋、大頬骨筋を意識しながら、おもりを振ることでさらに効果が見込めます。
肌ケアを見直すことも大切
ほうれい線の改善には、表情筋を鍛えることに加えて、保湿などの肌ケアも大切です。
肌の乾燥や、皮膚の弾力低下などがほうれい線を深くすることもあります。
そのため肌を乾燥させないようにしっかり保湿を心がけてください。
また、紫外線も大敵です。
紫外線が肌の真皮まで浸透することで、肌内部のコラーゲンやエラスチンを破壊し皮膚の弾力低下につながります。
そのため、屋外はもちろん自宅などにいる時も日焼け止めを使用すると効果的です。
合わせて以下のような「たるみ」にアプローチする美顔器などを使用すると、さらに効果を早く見込める場合もあります。
継続して使用することが大事
PAOは「フェイシャルフィットネス」とあるように、顔の運動をする美容器具です。
体の筋肉が使用しないとたるむように、顔の筋肉も使用しないと衰えていきます。
そのため、PAOを目に付くところに置くなどして継続する習慣を作ることが大切です。
私はスキンケア商品の側に置いておいて、朝と夜スキンケアをするタイミングでPAOを使用しています。
美顔器などは面倒で3日坊主になりがちな私でも、PAOは30秒~と短い時間でいいので継続できています。
ケースなどにしまうと面倒になるので、多少邪魔でも目に付くところに出しっぱなしにしておくことをおすすめします。
また30秒以上が推奨されているので必ず30秒でやめるかたもいるようですが、慣れてきたら限界までやったほうが効果があると実感しています。
やりすぎはかえってよくありませんが、1日2回90秒の範囲内で“楽にできる”ではなく、“ちょっときついな”というぐらいまで頑張ると、効果が見えてきやすいですよ。
継続することで効果が見えてくると思うので、効果が見えないという方は1日2回ずつ正しい方法で頑張って継続してみてください。
PAOは様々なサイトで取り扱いがあります
通販限定モデルのPaoスリーモデルもあります。
バランスウェイトの付け替えができませんが、その分お安く購入することができますよ。
さいごに
この記事では、PAOがほうれい線に逆効果という口コミや評判について、またほうれい線が濃くなったと思われる原因や、効果的な使用方法についてご紹介しました。
個人差があり、すべての人のほうれい線に効果があるとは限りませんが、少なくとも私自身や多数の方において効果があったということも事実です。
正しいやり方で、急に効果が見られたという事例も多数あるので、諦める前にもう一度使い方を確認して“正しい使い方で継続”してみてください。