子供が長期休みのたびに、学校から持ち帰る絵の具セットですが、毎回「ちゃんと洗ってるの?」って言いたくなるほど、絵の具の汚れが染みついてはいませんか?
絵の具は対象物に定着する性質があるため、洗い残しを放置すると取れにくくなっていきます。
学校で洗い残しがあると、時間が経ったとき、なかなか落ちない汚れに。
絵の具のパレットやバケツは白いものが多いので、余計に汚れが目立ちますよね。
そこで、この記事では、そんな染みついた絵の具汚れを落とす方法をお伝えします。
漂白効果があることで有名なオキシクリーンを使ってオキシ漬け、または同じく漂白効果のあるウタマロ石けんの泡を付けて、どちらも放置するだけ!
2~3時間ほど放置することで、新品のように真っ白にとはいきませんが、そんなに汚れが気にならない程度まで落とすことができます。
写真付きで落とし方をご紹介させて頂きますので、ぜひ参考にしてみてください。
服についた絵の具汚れが落ちなくて困っている場合は
⇒ 「服についた絵の具はお米で落ちる 取れにくいシミをキレイに落とそう 」をご覧ください。
落とす前のパレットとバケツの状態
全体的に絵の具のシミが残っています。
水洗いでは落ちなかった汚れです。
バケツの方も一旦水洗いしましたが、これ以上は落ちませんでした。
全体的に絵の具のシミ汚れがついていますね。
オキシクリーンを使って落としてみました
使うのはコレ!アメリカ版オキシクリーンです。
先にオキシ漬けのための、オキシ溶液を作ります。
【準備するもの】
オキシクリーン
お湯(40~60度)
泡だて器など混ぜるもの
バケツなどのパレットを漬ける容器
【使い方】
バケツなどの容器に、パレットやバケツが浸かる程度のお湯を入れます。
次にオキシクリーンをバケツのお湯に入れます。
オキシクリーンの量は水4Lに30g程度。
今回は6Lのバケツを使ったので45gを入れています。
(今回はアメリカ版のオキシクリーンを使っています。日本版の場合は使用量が異なる場合がありますので、ご注意ください。)
お湯に入れたら、泡だて器などでしっかり混ぜます。
しっかり泡立てた方が、より効果が高まりますよ。
オキシクリーンが完全にお湯に溶けたら、パレットとバケツを浸けて2~3時間放置。
今回は全体が浸かるバケツが無かったので、半分ずつ浸けて1時間程度でひっくり返して、もう片方を浸けました。
これでも、汚れ落ち効果はありますが、出来ればすべてを一気に浸けた方が効果的です。
全部入る容器がなければ、お風呂の浴槽などに浸かる程度のお湯をはり、オキシ漬けをしてもいいかもしれませんね。
その場合は、洗面器など他に汚れが気になるものも一緒に漬けちゃいましょう。
今回は、交互にひっくり返しながら3時間ほど漬けました。
効果は…
落とす前との違いが分かりますか?
全体的に白く、薄くなりました。
落とす前と比べて7割程度落ちた印象です。
これでもいいかなと思いましたが、もうちょっと落ちてほしいので、次にウタマロ石けんを使って、さらに白く落としてみたいと思います。
ウタマロ石けんを使って落としてみました
続けて、ウタマロ石けんを使ってさらに白くしていこうと思います。
【準備するもの】
- ウタマロ石けん
- パレットを洗うブラシ
- 泡立てネットかスポンジ(あれば)
【使いかた】
ウタマロ石けんを泡立てます。
手で泡立てても大丈夫ですが、しっかりした泡をたくさん作ってパレットに乗せたいので、もし準備できるようであれば、泡立てネットかスポンジを利用すると泡が作りやすいです。
作った泡をパレットとバケツの内側にたっぷり塗っていきます。
汚れの部分をしっかりと泡で覆ってくださいね。
その後2時間ほど放置し、ブラシで軽くこすりながら水で洗い流しました。
ゴシゴシと擦らなくても、ついた泡をブラシで洗い落とすという程度で大丈夫!
結果は…
オキシクリーンに漬けただけのときより、さらに白くなりました!
最初の汚れの8~9割程度は落ちた印象です。
薄っすらと絵の具のシミ、汚れは残っていますが、これぐらいであれば満足できるという程度まで落ちました!
ポイント・注意点
オキシクリーンのような酸素系漂白剤は40~60度で酵素の働きが活性化されて、より効果が発揮されるため、溶かすお湯の温度は40~60度にしてください。
沸騰したお湯(100度)と水を1:1で入れるとだいたい50~60度ぐらいになりますよ。
オキシクリーンは弱アルカリ性の漂白洗剤です。
肌につくと、荒れることもありますので、使用に際し肌が敏感な方はゴム手袋を使うことをお勧めします。
ウタマロ石けんはアミノ酸系の洗浄成分のため、肌に優しい成分になっています。
極度に肌が弱い方以外は、素手で大丈夫!
今回はウタマロ石けんを使いましたが、同じウタマロシリーズのウタマロクリーナーでも同様の効果を得られます。
最後に
オキシクリーンとウタマロ石けんを使って、絵の具のパレットをキレイにする方法をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
どちらも、洗剤を準備したら浸けて(塗って)放置するだけで、頑固な絵の具のシミが手軽に綺麗になりました。
絵の具のシミが落ちなくて困っている方はぜひ、オキシクリーンとウタマロ石けんで落とす方法を試してくださいね。
▼ オキシクリーンとウタマロ石けんはネットでも購入できますよ