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ポポーに毒性はある?食べ頃や栄養・効能をご紹介!

ポポーに毒性はある?食べ頃や栄養・効能をご紹介! 生活の知恵

別名“カスタードアップル”とも呼ばれる果実『ポポー』

一見アケビのような外観のポポーは濃厚な香りと甘みを持ったフルーツで、味は“バナナとマンゴーをミックスしたような味”とも、“バナナと柿をミックスしたような味”とも言われます。

私も何度か子供と一緒に美味しく食べたあことがありますが、ある日「ポポーには毒がある」という話を耳にして心配になりました。

そこでポポーの毒性について調査してみました。

またあわせて、ポポーの食べ頃や栄養・効能についてもご紹介しています。

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ポポーに毒性はある?

熟れたポポーの実の写真

ポポーについて調べたところ、毒性があるというのは本当でした。

ただし、美味しく食べる分には問題ありません。

以下で詳しくご紹介します。

ポポーの毒性があるのは葉や茎の部分

上記したようにポポーには毒性があるということが分かりました。

しかし、毒性があるのは口にすることのない葉や茎の部分

通常口にする果実の部分には毒性はなく、気にせず食べて大丈夫です。

ポポーの葉や茎には害虫から身を守るために、アセトゲニンという毒性のある成分が含まれています。

ポポーの葉や茎を食べることは基本的にないので問題ないと思われますが、小さなお子さんが誤って口に入れたりしないよう注意は必要です。

食べ過ぎには注意!

このように果実部分に毒性はありませんが、食べ過ぎには注意が必要です。

ポポーは食物繊維が豊富なフルーツなので、体質によっては食べすぎることで下痢や腹痛を起こすこともあります。

そんなに大きな果実ではないので1~2個ぐらいであれば気にせず食べていいかと思いますが、美味しいからと過剰に食べ過ぎないように注意してください。

アレルギーが起きることも

体質よってはまれにアレルギー反応が起きることもあります。

そのため、アレルギー反応が比較的多いバナナ・マンゴー・リンゴ・キウイ・モモ・サクランボ・メロンのフルーツにアレルギーがある方は注意したほうがよさそうです。

花粉症になりやすい方もアレルギー反応が出ることがあるようなので、思い当たる場合は少量から口にするようにしてください。

私自身毎年のように花粉症の症状はありますが、過去にポポーでアレルギーが出たということはありません。

このように必ずしも症状が出るというものではないので、過剰に反応することはありませんが、人によってはそういった可能性もあるということは頭に置いておいたほうがよさそうです。

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ポポーの食べ頃は?

ポポーの旬の時期は9月~10月半ば頃。

ポポーの実は、マンゴーやバナナなどと同じく追熟が必要な果物です。

どのような状態が食べ頃なのか、以下でご紹介します。

食べ頃

ポポーの実の食べ頃を説明した写真

ポポーは実が付いた当初は青く触ると硬い状態ですが、熟してくると徐々に黄色っぽい色に変化していき、果肉も柔らかくなっていきます。

ポポーの食べ頃の見分け方は「実から甘い香りが漂いはじめたら」がポイント。

上記の写真のように色が黄色っぽくなってきて、触ってみて柔らかく、香りが出てきたタイミングで食べるのがおすすめです。

完熟後はすぐに傷んでしまうので、食べ頃になったら早めに食べるようにしましょう。

収穫のタイミング

木になっているものを収穫する場合は、熟して自然に落下する直前に収穫し、常温で2~3日程度追熟させると食べ頃になります。

落下する直前の見極めは、

身の付け根に亀裂が入ってきた
緑の色が薄く(黄色っぽく)なり、押すと柔らかくなってきた

というタイミング。

どうしても見極めが難しい場合は、自然に落果するのを待ってもいいかもいしれません(落下させると地面に落ちた衝撃で、多少ダメージを受ける場合もあります)。

青く、実が硬い状態で収穫してしまうと、追熟せず食べれないということになるので気をつけてください。

食べ方

ポポーをカットしてお皿に乗せた写真

食べるときは、上の写真のように実を縦に半分にカットして、スプーンですくって食べると食べやすいです。

種や皮は食べれないので、カットした後種を取り出して、メロンのように皮の内側をスプーンですくうようにして食べるといいでしょう。

もしくは下の写真のように、皮をむいた後にカットして食べるのもおすすめ。

ポポーの実を食べやすくカットした写真


そのまま食べるだけでなく、カットした実をミキサーにかけてスムージーにしたり、凍らせてシャーベットにしてもいいですね。

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ポポーの栄養や効能

ポポーはその栄養価の高さから、「健康」という花言葉が付けられているぐらい栄養価に優れた果物です。

ポポーに豊富に含まれる栄養価についてご紹介します。

ビタミンCが豊富

ポポーには可食部100gあたり、30㎎超とビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCの1日の推奨摂取量は100㎎と定められているので、約3分の1を摂取できる計算に。

ビタミンCには、メラニン色素の生成抑制の働き、免疫力を高める働き、コラーゲンの生成、鉄の吸収を促す働き、抗酸化作用により活性酸素から体を守る働きなどがあります。

ミネラルが豊富

ポポーには様々なミネラルも豊富に含まれています。

「カルシウム」は可食部100gに対し10㎎、「カリウム」は300㎎、「リン」は10㎎、「マグネシウム」は10㎎程度含まれています。

カルシウムは、骨や歯を構成する重要なミネラルで骨粗しょう症の予防にも役立ちます。

カリウムは血圧や体内の塩分を調節してくれたり、むくみや高血圧の予防に効果的。

リンは骨や歯を構成したり、成長促進に重要なミネラル。

マグネシウムは骨の成長や強化・維持に重要なミネラルで体内のさまざまな代謝を助けてくれます。

他にも鉄、銅、マンガンなどのミネラルが含まれています。

アミノ酸が豊富

ポポーには、必須アミノ酸であるイソロイシンも豊富に含まれています。

イソロイシンは、筋肉を修復・強化してくれたり、疲労回復、成長促進、肝機能向上などに効果を発揮。

また、髪・肌を健やかに保ってくれたり、血糖値の上昇を抑えるとも言われています。

食物繊維が豊富

ポポーには食物繊維も豊富に含まれています。

可食部100gあたり約3g程度の食物繊維が含まれているポポー。

バナナの食物繊維は1.1g、マンゴーは1.3g、りんごは1.4g程度なので、これらの果物と比較してもポポーの食物繊維が豊富なのが分かりますね!

食物繊維は、お腹の調子を整える整腸効果だけでなく、血糖値の上昇を抑えてくれる効果がありますよ。

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まとめ

この記事では幻の果物とも言われる「ポポー」の毒性について、またポポーの食べ頃や食べ方、栄養や効能についてご紹介しました。

まとめると

  • 毒性があるのは葉や茎の部分で、果実には毒性はない
  • 実から甘い香りが漂いはじめたら食べ頃
  • ポポーはビタミンCやミネラル、アミノ酸、食物繊維が豊富な果物

となります。

9月~10月の限られた時期にしか採れず、手に入りにくい果物ですが、地域によっては道の駅や産地直売所などで数百円で販売されていることも。

見かけたらぜひ購入して、濃厚な味わいを楽しんでみてください。

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