付属のロックパーツを動かすことで、靴ひもを結んだりほどいたりすることなくスニーカーが履けるレースロック(ロックレース)。
トライアスリートが素早く靴を履き替えることができるよう開発されたものですが、ひも靴に取り付けると、どんな靴でもスリッポン同様に簡単に履けるようになります。
うちの子供は通学距離が長く、途中でひもがほどけて面倒くさいときがあるというので、ひもがほどけることのないレースロックに付け替えてみました。
私が購入した商品には使い方の詳しい説明がなかったので、同じように説明書がなく使い方が分からない方のためにレースロックの取り付け方や使い方をご紹介します。
レースロック靴ひもの取り付け方
今回はこのスニーカーの靴ひもを変えていきます。
準備するパーツはこれ。
今回使用したパーツは
- 靴ひも(ゴム製)
- コードストッパー(固定具)
- ひもの端を固定するエンドパーツ(留め具)
で、一般的にはこの3点セットで販売されているものが多いです。
使用パーツはインターネット通販で安いものだと数百円~高いものでも1,000円前後で購入できますよ。
純正の靴ひもを外して、レースロック用の靴ひもに付け替えます。
今回は購入したキットに備え付けのゴムひもを使用していますが、コードストッパーの穴に入る太さであれば、純正のひもや他のひもを使用することも可能。
新たに靴に通した靴ひもに、コードストッパーを付けます。
コードストッパーはこれ。
中にバネが入っていて、ボタンを押し込むと上部にすき間ができます。
ボタンを押し込んだ状態で出来る上部のすき間2カ所に、それぞれ靴ひもを通していきます。
靴ひもを通したら、コードストッパーを一番上まで上げて、靴ひもを邪魔にならない長さにカットします。
カットする際は、実際に靴を履いてみてちょうどいい締め付け具合になるように調整したうえで、カットする長さを判断します。
思い切ってカットすると、後で「短すぎた!」ということになる可能性もあるので、やや長めにカットして微調整するのがおすすめ!
カットした先端にエンドパーツを取り付けます。
パーツには内側にギザギザが付いているので、ギザギザの部分でしっかり挟むようにしましょう。
付け替えたスニーカーはこちら。
このように付け替えるひもやパーツのカラーで印象がガラッと変わるので、好みの色のパーツやひもを選んでください。
レースロック靴ひもの使い方
履くときは、使用する靴ひもがゴムで伸びる素材であれば、コードストッパーをずらさなくてもスリッポンのように履くことができます。
もし伸びない素材の靴ひもを使用する場合や、しっかりと靴ひもを締めて足を固定したい場合は、以下の手順で使ってみてください
① 履く前に、ひもを締めつける役目のコードストッパーを押しながら下向きに移動させ、ひもをゆるめます。
② ゆるんだら靴に足をいれ、今度はコードストッパーを上にスライドさせて、ちょうどいい締め付け具合に調節。
③しっかりしまったら、靴ひもの先端のパーツをじゃまにならないように、靴ひも(どこでもOK)に引っかけて完了です。
このように履くたびにしっかりと靴ひもを締めたい場合にも、レースロックは簡単な手順で履くことができるので便利ですよ。
さいごに
この記事では、スニーカーのレースロックの取り付け方や使い方をご紹介しました。
レースロックのパーツを取り付けると見た目の雰囲気も変わるので、好き嫌いはあるかと思いますが、たびたび靴ひもを結ぶのが面倒だという場合にはピッタリの商品です。
まだ靴ひもを結べない小さなお子さんや、結べてもすぐにほどけてしまう、手が不自由で自分で結ぶのが難しいという方にもおすすめ。
記事を参考にスニーカーに取り付けて、レースロックの便利さを実感してみてください。