子供が2歳ぐらいで作成し、8歳になった今でも活躍し続けているハンガーラックがあります。
子供の洋服を一時保管するとき、例えば冬場などに一度着ただけじゃ洗わない上着や、アイロンをかけた後にたたんで保管したくないシャツなど、ハンガーラックにかけて置いておきたいものってありますよね。
そんな洋服の保管に便利なハンガーラックですが、販売されているものにちょうどいいサイズがなく、自分で作りました。
DIYだと自分の好きなサイズで作れますし、材料費も多くかからないのでおすすめです。
しっかりと安定感もあり、たくさん洋服をかけられますし、不要なときは畳んでコンパクトにすることも可能です。
木材の長さを調整すれば、出来上がりサイズも好きにアレンジできます。
穴あけなどに必要な道具もあり気軽にとは言えませんが、シンプルに作成できるので、気になる方は作ってみてください。
子供用洋服ハンガーの紹介
作ったハンガーラックはこちら。
写真では2枚しか洋服をかけていませんが、普段は習い事の練習着なども含め15~20枚洋服をかけています。
冬場はコートやジャケットをかけるのにとっても便利。
ちなみにかけている洋服のサイズは130サイズで、140~150サイズぐらいまでは使えそうな印象です。
我が家では常時洋服をかけた状態ですが、もし片付ける場合も
こんな状態に簡単に折りたためて便利ですよ。
子供用洋服ハンガーの作り方
出来上がりサイズ(折りたたみ時)は以下になります。
横幅72cm、高さ91cm、奥行6cm。
広げると高さが低くなり、奥行きが40cm程度になります。
木製ハンガーラックの材料
使った材料はこちらです。
★1×3(ワンバイスリー)材 長さ91cm×4本、長さ72cm×1本、長さ68㎝×1本
★直径3㎝の丸棒 72㎝
★木ねじ(ビス)
1×3(ワンバイスリー)材はホームセンターで手に入ります。
長さ182cmのものが1本300円前後で販売されているので、3本購入しカットして6本にするのがおすすめ。
丸棒もホームセンターで数百円程度で手に入ると思います。
ホームセンターには木材カットサービスがあります。
店舗によって無料だったり、有料(1カット数十円程度)だったりしますが、自分でまっすぐカットするのは難しいので、購入時にカットしてもらうのをおすすめします。
使った道具
★電動ドライバー
★木工用ボアビット 30mm
★紙ヤスリ(布ヤスリ)
電動ドライバーは、持っていなくてもホームセンターでレンタルサービスがあるところもあると思います。
ホームセンターによっては工作室が併設していて、木材を購入した人は無料で利用できるというお店もありますよ。
きれいな穴をあけるのにボアビットが必要になります。
電動ドライバーに取り付けて使用。
これは30㎜用なので、これを使えば木材に3㎝の穴をあけることができます。
これだけはたぶん無料のレンタルもなさそうなので、購入の必要あり。
私はホームセンターで700円程度で購入しました。
作り方
支柱を4本作ります。
黒い丸の部分は穴をあけた部分です。
上部の端はそのままでもいいのですが、危ないのと見た目をよくするためにカットして、カット面をヤスリがけして丸みを持たせました。
支柱の下の部分も斜めにカットします。
カットする理由は、使用時に支柱を開くと斜めになり、そのままだと床にピッタリ接地しません。
床との接地面を平行にするために、支柱に角度を付ける必要があるためです。
好きな長さにカットした丸棒を支柱(4本)に差し込みます。
今回使用している丸棒は直径3㎝、丸棒を差し込むために空けた穴も3cmです。
そのまま差し込んでもピッタリすぎて入らないので、あけた穴にヤスリがけをして少し穴を大きくする必要があります。
これが一番大変ですが、途中丸棒を差し込んでみてうまく入るか確認しながらヤスリで穴の大きさを調整してください。
私は無理に差し込んで、支柱にひびが入るということになってしまいました。
もったいないのでそのまま使ってますし、強度も問題なく使えてますが、出来れば綺麗にしあげたいですもんね。
頑張ってけずってくださいね。
支柱の下部はカットして角度をつけているので、開いたときに支柱がピッタリと床に設置するようにカットした部分の向きを考慮しながら、丸棒に差し込んでください。
うっかり間違えて差し込むと、またやり直すのが大変です。
支柱と丸棒を接続したら、最後に左右の支柱を1×3材で固定します。
↑ ↑ ↑
広げて上から見たイメージです。
左右2本ずつ支柱がありますが、内側の2本を68㎝の木材で、外側の2本を72㎝の木材で固定します。
このように2本ずつ、木ねじでとめてください。
出来上がり。
横からみたところ
↓ ↓ ↓
さいごに
幼児から便利に使える木製ハンガーの作り方をご紹介させていただきました。
シンプルな見た目に反して、穴を開けてやすりがけをする部分に少し手間がかかりますが、自分で作ると愛着もわきますよね。
軽くて持ち運びも可能ですし、簡単に折りたたむことも可能。
支柱の長さを長くすれば大人用の大きめサイズも作れますよ。
今回は木材の色を生かしていますが、塗装しても可愛いかと思います。
これは素人の女性が作ったオリジナルのものですが、ネット検索すると他にもDIYしている方がいるようなのでもっと簡単に作れるものもあるかと思います。
長期間便利に使えて、あってよかったなと思えた子供用品の1つなので、気になる方はぜひチャレンジしてみてください。