新紙幣は何がどう変わる?現行との人物デザインやサイズの違いは?

新紙幣は何がどう変わる?現行との人物デザインやサイズの違いは?話題
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2024年度の上半期を目途として、約20年ぶりに刷新される日本の新紙幣。

すでに新紙幣のデザインが発表されていますが、現行の紙幣とどこが変わるのでしょうか?

新紙幣と現在の紙幣との違いをまとめてみました!

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新紙幣は何がどう変わる?

2024年度の上半期をめどに、千円札、5千円札、1万円札の3紙幣の新紙幣が発行されることが発表されています。

今回の刷新ではデザインが変わりますが、その中でも大きく変わるのは以下の3点

  • 紙幣に肖像として描かれる人物
  • 数字のフォントや大きさ
  • ホログラム

詳しくみていきましょう。

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新紙幣の現行紙幣とのデザインの違い

2024年に発行される新紙幣では、表裏の図柄が大きく変更になっていることに加え、ユニバーサルデザインに大きく配慮されていることも特徴です。

どのような人でも紙幣の区別が付きやすいように、額面の数字が分かりやすく表記されていて、紙幣の色味もそれぞれ、茶系・紫系・青系と分かりやすく工夫されています。

紙幣に肖像として描かれる人物や裏の絵

今回の刷新では肖像として描かれている人物や裏のデザインが全紙幣変更になります。

図柄に採用された人物は“明治以降の文化人”を対象に、「鮮明な写真が残っている」 、「品格がある」、「国民に親しまれている」という基準で選ばれた人物です。

【表面の変更】

種類現行新紙幣
一万円 福沢諭吉 渋沢栄一
五千円 樋口一葉 津田梅子 
千円 野口英世 北里紫三郎


一万円札  福沢諭吉から渋沢栄一に変更

1万円札に描かれる人物の変更は40年ぶりで、1984年に聖徳太子から福澤諭吉になって以来の変更

新一万円札の肖像となる渋沢栄一は、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)など数多くの企業を設立し、日本の資本主義の父と言われる人物です

五千円札  樋口一葉から津田梅子に変更

五千円札の変更は、前回新渡戸稲造(にとべいなぞう)から樋口一葉に変わってから20年ぶりの変更。

新一万円札の肖像となる津田梅子は津田塾大学の創始者であり、日本における女子高等教育の先駆者と女性の高等教育に尽力した人物です。

千円札  野口英世から北里紫三郎に変更

千円札の変更は、前回の夏目漱石から野口英世に変わってから20年ぶりの変更。

北里柴三郎は日本における近代医学の父として知られる細菌学者で、ペスト菌を発見したり、破傷風の治療法を開発するなど、感染症予防や細菌学の発展に大きく貢献した人物

【裏面の変更】

種類現行新紙幣
一万円鳳凰像東京駅
丸の内駅舎
五千円燕子花図藤(ふじ)
千円 富士山と桜 富嶽三十六景


一万円札  鳳凰像から東京駅 丸の内駅舎に変更

2003年に国の重要文化財にも指定された「東京駅 丸の内駅舎」が図柄として採用されたのは、「赤レンガ駅舎」として親しまれてきた歴史的建造物であり、明治・大正期を代表する建築物の1つであるという理由からとのこと。

また、1万円券の基調の色である『茶色』が、調和するデザインを考慮したときに調和しやすかったということや、偽造防止の観点などのさまざまな要素から東京駅に決定したそうです。

五千円札  燕子花図から藤(ふじ)に変更

新五千円札には、日本固有の藤の一種である、大阪市福島区発祥の「野田藤(のだふじ)」が採用された。

江戸時代には全国的な藤の名所として人気を博していたが、戦火や台風で壊滅的な被害を受け、地域住民らが再生に尽力したきたという歴史がある。
「古事記や万葉集にも登場し、古くから多くの人に親しまれている」として採用された。

また五千円札は紫色が基調となっているので、藤の花の紫とも、色合いがなじむと判断されたとのこと。

千円札  富士山と桜から富嶽三十六景に変更

千円札の図柄には、「富嶽(ふがく)三十六景 神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」が採用された。

この 富嶽三十六景は、 江戸時代の有名な浮世絵師である葛飾北斎が描いた木版画で、現在の東京湾に当たる神奈川沖に現れた大波と、その奥にたたずむ富士山の姿を描いたもの。

葛飾北斎の代表作で知名度も高く、ゴッホやゴーギャンなど世界中の芸術家に影響を与えた作品であるという理由から採用されました。

数字のフォントや大きさ

今まで紙幣の金額は、数字よりも漢字の金額表記を中心に大きく表記していましたが、新紙幣は洋数字を大きく中心に表記しています。

漢字表記と洋数字の表記位置が今までと逆になっていますね。

グローバル的な視認性を高めて考えられた表記のようですが、見やすくなったという声もある一方で、「ダサい」「安っぽい」という声もあるよう。

見慣れないので、最初は違和感を感じるかもしれませんが、外国の方にはグッと分かりやすくなってますね。

ホログラム

新紙幣に採用されるホログラムは、”肖像の3D画像が回転”するという、お札に採用される技術としては初めてのものです。

また千円札には今までホログラムがありませんでしたが、新千円札にはパッチ型のホログラムが採用されます。

また、ホログラム以外に「すき入れ(すかし)」部分も変更に。

現行の「すき入れ」に加えて、新たに高精細なすき入れ模様が導入されるとのことです。

記番号の桁増加

今後発行枚数が増えても対応可能なように、現在最大9ケタの記番号も、10ケタに変更されます。

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新紙幣の現行紙幣とのサイズの違い

2024年に発行される新紙幣のお札のサイズは、どの紙幣も現行の紙幣と同じサイズと発表されており、変更はありません。

ちなみに新たに発行される紙幣のサイズ(現行も同じ)は、

  • 一万円札 76×160mm
  • 五千円札 76×156mm
  • 千円札 76×150mm

日本の紙幣は海外の紙幣と比較すると大きめと評価されがちなので、サイズの見直しもあるかと思いましたが、今回の紙幣の刷新ではサイズの変更はありませんでした。

さいごに

この記事では、新紙幣と現在の紙幣を比較し、違いや工夫をまとめてみました。

久しぶりの新紙幣発行で、特に一万円は40年ぶりの大幅なデザイン変更なので、2024年の発行後は「慣れない」や「新鮮」という声でにぎわいそう。

今回はご紹介していませんが、500円玉のデザインも2021年11月から変更になり、バイカラー(2色)のデザインに変わります。

新紙幣や新硬貨の発行楽しみですね!

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