太陽フレアはなぜ発生?影響を受ける期間や人体への影響は?

太陽フレアはなぜ発生?影響を受ける期間や人体への影響は?話題・トレンド
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100年に一度の大規模な「太陽フレア」が2025年頃に起こる可能性があるとして、総務省から「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」の報告書が発表されました。

この大規模な太陽フレアによって、地球上の磁気が乱れ、最悪な場合、通信やテレビなどの放送が2週間、断続的に利用できなくなるおそれも。

私たちの日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があり、心配ですね。

この記事では、その太陽フレアが発生する原因や太陽フレアの影響がある期間、太陽フレアの発生による人体への影響についてご紹介します。

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太陽フレアはなぜ発生?

太陽フレアとは、太陽の表面で起こる大爆発のことを言います。

太陽フレアの「フレア」とは「燃え上がる」という意味で、太陽の表面で爆発して燃え上がった様子を指して太陽フレアと呼ばれます。

太陽フレアは太陽の「黒点」のまわりで起きる爆発。

この黒点は磁力が強く、その磁力が変化することによって周りのガスにエネルギーが伝わり、太陽フレアという爆発が起きるのです。

黒点は表面温度が約4000℃ぐらいと、太陽の表面温度である約6000℃に対して低いために黒く見え、太陽の活動が活発になることによって徐々に増えるなど増減を繰り返しています。

太陽フレアは水素爆弾10万個~1億個分相当のエネルギーをもつといわれる大規模な爆発です

太陽フレアが発生することで、電磁波や電気を帯びた粒子などが大量に放出されて、地球に様々な影響をあたえます。

▼ NASA公開の太陽の巨大フレア映像(29秒で見れます) 


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太陽フレアの影響を受ける期間は?

太陽フレアの影響を受ける期間については、実際起きてみないとわからないというのが正直なところですが、今回出された総務省の報告書によると、最悪なシナリオだった場合「約2週間ほど続く可能性がある」とされています。

最悪な場合、2週間継続して通信や放送、レーダーなどに影響を及ぼし、スマホやインターネット、緊急通報やカーナビ、天気予報の精度、衛星通信、航空管制レーダー、その他様々なものが使用困難になる可能性があるとのこと。

影響の詳細はこちらの記事で紹介しています!


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人体への影響は?

太陽フレアの発生によって電磁波や電気を帯びた粒子などが大量に放出されることによる人体への影響が心配されますが、地球上にいる分にはバリアで守られているので人体への直接の影響はないとのこと。

ただし、宇宙空間にいる宇宙飛行士は放射線の影響を受ける可能性があったり、飛行機の搭乗者も同じように被ばくリスクがあるようです。

安心はできませんが、宇宙天気予報の観測により、事前に太陽フレアもある程度は予測可能とのこと。

今後、大規模な太陽フレアの発生に向けて、宇宙飛行士や飛行機などの対策も含めて様々な対策が検討されることになりそうですね。

過去に起きた太陽フレアの影響は?

太陽フレアの画像
太陽フレアの画像

太陽の活動は基本的に約11年周期で変化しており、活動が活発になることによって、黒点数が増えたり、フレアの頻度が高くなったりします。

今回想定されている太陽フレアの影響は100年に1度とも言われる大規模なものですが、過去には大小さまざまな影響が。

1989年 カナダ ケベック州
大量のプラズマが地上に巨大な電流を発生させ、電力施設が故障。
約9時間に及ぶ大停電で約600万人に影響がでました。
経済損失は100億超と言われています。
2003年 日本 JAXA(宇宙航空研究開発機構)
環境観測技術衛星「みどりⅡ」がプラズマの影響で故障。
打ち上げから10カ月という短い期間で運用を断念せざるを得ない状況になりました。
2003年 スウェーデン
強い地磁気誘導電流(GIC)の影響で変圧器が破壊され、大規模な停電が発生。
約1時間の停電が起き、5万人が影響を受けました。
2022年2月 アメリカ スペースX社
衛星49基のうち40基が機能停止し、大気圏に落下。
太陽風によって引き起こされた地磁気嵐の影響で、地球上空の大気が膨張し、衛生の軌道が乱れたことによるものと考えられます。

この中で一番規模が大きかったものは「1989年 カナダ ケベック州」での大停電。

今は当時よりさらに通信網が発達していて、電力への依存も高いので、もし同規模もしくはそれ以上の太陽フレアが起きた場合に受ける影響は、さらに大きいものになりそうです。

まとめ

この記事では、太陽フレアが発生する原因や太陽フレアの影響がある期間、太陽フレアの発生による人体への影響についてご紹介しました。

まとめると

  • 太陽フレアが発生するのは、太陽活動が活発になることで黒点が増えることによるもの。黒点は磁力が強く、その磁力が変化することで周りのガスにエネルギーが伝わり、爆発が起きる
  • はっきりとした期間が想定されているわけではないが、最悪なシナリオだった場合、約2週間ほど続く可能性がある
  • 人体への影響については、宇宙飛行士や飛行機の搭乗者以外は人体への直接の影響はない

となります。

2025年と予測される太陽フレアの爆発の可能性に向けて今後いろいろな対策が取られると思うので、政府の発表なども注視しながら、個人レベルでも出来る対策をしていきたいですね。

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