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大谷翔平の愛読書や読書法!二刀流・MVP歴史的偉業支えた愛読書とは?

大谷翔平の愛読書や読書法!二刀流・MVP歴史的偉業支えた愛読書とは? 話題・トレンド

2021年アメリカンリーグのMVPに満票で選ばれたという、メジャーリーガーの大谷翔平選手

大谷選手の野球の腕前や人間性は多くの人が知るところですが、大谷選手は読書家としても知られており、移動中や時間があるといつも本を読んでいるそうです。

大谷選手が高校1年生のときに花巻東高校野球部で作成した『目標達成シート』にも“運”を引き寄せるために「本を読む」という記載をしており、現在も積極的に読書をしている姿勢がうかがえます。

この記事では2021年11月19日の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」で紹介された大谷翔平選手の愛読書や独特な読書法をご紹介します。

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大谷翔平の愛読書

大谷選手の愛読書として紹介されている本はたくさんありますが、番組で紹介されていた愛読書は主に以下の3冊でした。

「富の福音」アンドリュー・カーネギー

アメリカの実業家で「鉄鋼王」と言われ、事業で成功を収めた後は慈善活動家としても知られるアンドリュー・カーネギーさんの「富の福音」が愛読書として紹介されていました。

100年以上前に書かれた本ですが、今なお読み次がれている名著。

自分の手に富を引き寄せるために、また、すでに引き寄せた富を社会のためにもっとも有効に利用するためには、今何をすべきか?というようなことが書かれています。


「成功への情熱」稲盛和夫

実業家で「京セラ」や「第二電電(現・KDDI)」創業者である稲盛和夫さんの「成功への情熱」が愛読書として紹介されていました。

稲盛和夫さんが京セラにいたときに買収した、アメリカの電子部品メーカーAVX社の幹部との勉強会で語った経営哲学が紹介されています。

最初は著者の考えに否定的だったAVX社の幹部達が、徐々に著者の経営哲学を理解し、経営に活かすことで、AVX社の業績は飛躍的に伸び、ニューヨーク株式市場に再上場を果たします。

人間としての本質は、世界共通で同じはずであると考える著者。

「人間として正しいことを追求すれば、人間は自ずと成功する」という著者の哲学が紹介された本です。


「運命を拓く」中村天風

実業家で思想家としても知られる中村天風さんの「運命を拓く」が愛読書として紹介されていました。

作者の中村天風さんは明治生まれの思想家であり“積極的人生”や“常に前向き”をテーマにした講演活動を展開し、その内容が集約された本。

この「運命を拓く」に書かれた内容は、たとえ人生に苦難や苦痛があろうとも、それを心の力で喜びと感謝に振り替えていくというもの。

この本は政財界や一流アスリートから支持されているそうです。

スタジオのゲストだった長嶋一茂さんや玉川徹さんもこの中村天風さんの本をよく読まれるそうで、

長嶋一茂さん
長嶋一茂さん

僕も野球辞めた時に読みましたね。「成功の実現」という本でしたが、ビジネス書というよりは人間力の発見の仕方というか、自分のパワーをどうやって上げていくかというような。(中略)…病気の克服の仕方とか、人間が精神的に追い込まれた時の打破の仕方とかいうことがすごく書かれてて。ホント僕の人生のバイブルですね。

玉川徹さん
玉川徹さん

僕は「盛大な人生」という本を読んだんですけど、中村天風先生は「積極」と「消極」という言葉をよく使うんですよ。
人生の中でポジティブとネガティブの心というのがいかに自分のその後の人生に影響を与えるかということを、病を克服する過程の中体感されたと。

人間って、それぞれ解釈力を持っているわけですね。いろんなことが自分の周りや中でも起きるんだけど、その解釈をする自由と解釈をする能力を誰でも持っていると。

どういう風に解釈をするかってことで人の人生は変わるんですけれど、中村天風先生の解釈は僕は府に落ちるし、多くの僕が素晴らしいと感じる人との共通点はやはりポジティブ・

ネガティブなんですよね。

この本は僕も時々読み返しているんですけど、20代でこの本にたどり着いていたら、また僕の人生は違ったんじゃないかと思うぐらいですよ。

とそれぞれ、コメントされていました。

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大谷翔平の読書法

大谷選手は読書方法にも特徴があるそうです。

同じ本を何度も読む

大谷選手は同じ本を繰り返し何度も読むようにしているとのこと。

その理由として過去インタビューでは以下のように発言しています。

1回読んだだけでは、その本から得られるものは30~40%くらい。何回も読むことで違う捉え方が出来る。

引用:2019年11月16日付 日刊スポーツ

繰り返し何度も読み返すことで多角的な見方が出来て、さらに理解が深まります。

また、読む時期が違ったり、その時々の心理状態が違えば、同じ本でも全く違う内容に感じて新しい発見があるということもありますよね。

一般的に成功者と言われている人には、何度も繰り返し読むバイブル的な本があると言われています。

読書をする目的にもよりますが、成功や仕事に生かしたいという理由で読書をする場合は、良書を何度も繰り返し読んで知識を自分のものにしていくことが大事なことなのかもしれません。

読書も二刀流

大谷選手は読書する際、1つのジャンルにつき複数の本を読むと紹介されていました。

過去のインタビューで以下のように発言しています。

栄養学でも「こういうダイエットがいい」という本があれば、「そのダイエットはダメですよ」という本もある。どっちも読む必要があって、それを理解した上で自分がどっちに行くかが大事。いろんな本をいっぱい読んだほうが自分で決めるのもうまくなる。

引用:日刊スポーツ

東大生の間で自然と行われている読書術を紹介した「東大読書」という本がありますが、その本の中でも、同じジャンルについて切り口が異なった複数の本を選び共通点や相違点を探しながら読んでいく読書の仕方が紹介されています。

これは、それぞれの解釈の違いの原因を探ることで、多面的な思考が身につき、幅広い考え方や意見を取り入れることができるというもの。

大谷選手の読書法には、こういった思考が自然と身についているのでしょう。

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さいごに

この記事では、2021年11月19日の「羽鳥慎一モーニングショー」で紹介された大谷翔平選手の愛読書や読書法をご紹介しました。

大谷選手は小さなころから本が好きだったということもあったようですが、読書家として知られる花巻東高校の恩師・佐々木監督や日本ハム在籍中の栗山監督、2人の指導者の影響も多く受けているようです。

日々の野球の練習だけでなく、学生時代は学業も忙しかったと思われる中、読書も大切しているのはさすがですね。

番組で紹介されていた愛読書は、今後も大きな目標に向かって突き進む大谷選手に少なからず影響を与えた本だと思われるので、興味がある方はぜひ手に取って読んでみてください。

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