買いたいのに買えないとSNSなどで話題沸騰中の「ヤクルト1000」。
最近はスーパーやコンビニはおろか、ヤクルトレディさんからの直接購入も難しくなってきているそう。
ヤクルト1000は地域限定だったものの、2019年に発売がスタートした商品。
発売から時間が経った今、なぜ入手困難になるほどの人気商品となっているのでしょうか?
この記事ではヤクルト1000の人気の理由や、Y1000との違い、ヤクルト400との違いをご紹介します。
ヤクルト1000はなぜ人気?
ヤクルト1000に含まれる高密度の“乳酸菌シロタ株”が『ストレス緩和』と『睡眠の質向上』に良い影響をもたらすとして人気商品となっています。
この「ストレス緩和」「睡眠の質向上」という機能性についてのはっきりとしたメカニズムはいまだ研究中とのことですが、現在分かっている研究の結果ではヤクルト1000の高密度な乳酸菌シロタ株が神経系に穏やかに作用することで、一時的な精神的ストレスを緩和し、その結果睡眠の質の向上が見られるそう。
研究の進展により、ストレスによる心身の不調が脳腸相関によって説明できるようなり、腸を整えることが、ストレスを緩和し、体の不調の改善につながる可能性が見えてきました。そして、この度、「L.カゼイ・シロタ株」に、健康な人の一時的なストレスを緩和し、睡眠の質を向上する新たな働きが確認され、ストレスによる不調の改善に役立つ可能性が見出されました。
ヤクルト中央研究所/乳酸菌が脳腸相関に及ぼす影響より引用
“ストレス社会”という言葉もよく耳にするようになり、多くの人がストレスを抱えている現代において、睡眠に関する悩みも増えていると言われます。
そんな中、ヤクルト1000の機能を多くの人が体感し、SNSなどを通じて商品の情報が拡散されて話題になったことが、現在の爆発的な人気につながっているようです。
Twitterの投稿だけを見ても、分単位でヤクルト1000についての投稿が見つけられるほど話題の商品。
そして、2022年4月にマツコ・デラックスさんが日本テレビのバラエティ番組「しゃべくり007」にゲスト出演した際に“ヤクルト1000を飲むようになってから、睡眠の質が良くなった”という趣旨の発言をしたことでも、さらにブームが加速しました。
また、現在の人気に伴いヤクルト1000は入手困難になっています。
なかなか手に入らないということで話題が話題を呼び、さらにバズる結果になっているようです。
ヤクルト1000 とY1000の違いは?
ヤクルト1000を1年以上宅配で定期購入してる者です。宅配用のヤクルト1000に比べて、店頭販売用のY1000は内容量が10ml増えている以外はほとんど同じみたいです。 pic.twitter.com/eoDyyuAJeB
— 飯塚〔構成作家の〕 (@iizukakun) October 13, 2021
上記ツイートにもありますが、ヤクルト1000とY1000の違いは、「Yakult1000」が宅配用商品、「Y1000」が店頭販売用商品というだけの違いで、中身は同じものです。
あとは、内容量や価格が少し違っていて、
Yakult1000 | Y1000 | |
内容量 | 100ml | 110ml |
価格 | 税別130円 | 税別150円 |
他には容器の形状が少し違います。
ヤクルトレディさんから購入できるものや宅配商品が『Yakult1000』で、スーパーやコンビニで販売されているものが『Y1000』となります。
どちらの商品にもヤクルト史上最高密度となる1mlあたり10億個の“乳酸菌 シロタ株”が含まれる機能性表示食品。
商品の機能性そのものに違いはなく、どちらも一時的な精神的ストレスがかかる状況での『ストレス緩和』『睡眠の質向上』が期待できる商品です。
ヤクルト1000とヤクルト400との違いは?
ヤクルト1000が売り切れだから、ヤクルト400を3本飲めば良いのかな?😅 pic.twitter.com/08YV64wPYR
— 田代良徳(力士俳優) Y.Tashiro (@SumoActor) June 18, 2022
ヤクルト1000とヤクルト400の違いは乳酸菌シロタ株の配合量と乳酸菌の密度。
ヤクルト1000とY1000は、1ミリリットル当たり10億個と高密度の乳酸菌シロタ株が含まれているのに対し、ヤクルト400は、1ミリリットル当たり5億個の乳酸菌シロタ株が含まれる特定保健用食品。
ヤクルト1000に含まれる乳酸菌シロタ株は10億個×100ml⇒1000億個
ヤクルト400に含まれる乳酸菌シロタ株は5億個×80ml⇒400億個
商品名にあるように、それぞれ「1000億個」「400億個」の乳酸菌シロタ株が含まれています。
そこで誰もが思うのが「だったらヤクルト400を3本飲めばヤクルト1000を超えるのでは?」ということ。
単純に体に取り入れる乳酸菌シロタ株の数は、ヤクルト400を複数本飲むことで多くなりますが、ヤクルト1000の『ストレス緩和』と『睡眠の質向上』は高密度であってこその研究結果。
体に取り込む乳酸菌シロタ株の数を増やすだけでは、同じ効果は見込めないようです。
とはいえ、ヤクルト400も400億個もの乳酸菌シロタ株が入った高品質の商品。
腸内環境を改善し、お腹の調子を整えるという試験データが発表されているので、目的によって使い分けるといいですね。
まとめ
この記事ではヤクルト1000の人気理由や、Y1000やヤクルト400との違いをご紹介しました。
まとめると
★ ヤクルト1000は『ストレス緩和』と『睡眠の質向上』の機能があるとされる機能性表示食品。
ヤクルト1000の機能を体感した人が、SNSやメディアで拡散したことで話題になり、徐々に人気が高まった。
★ ヤクルト1000とY1000の違いは、取り扱いの場所が違うだけで中身は同じ。
★ ヤクルト1000とヤクルト400の違いは含まれる乳酸菌の量に加え、1ミリリットル当たりの乳酸菌の数(密度)。
『ストレス緩和』と『睡眠の質向上』はヤクルト1000の高密度ならではの機能。
となります。
『ストレス緩和』と『睡眠の質向上』が期待できるヤクルト1000の機能を実感してみてください。
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