「そろそろ年賀状を整理したいかも…」「でも、どうやって伝えれば角が立たない?」
そんな思いから“年賀状じまい”を考える50代の方が、近年とても増えています。
とはいえ、いざ文章にしようとすると、どう書けばいいか迷ってしまいますよね。
この記事では、50代の方がそのまま使える、丁寧でやさしい“年賀状じまいの文例”を20種類ご紹介します。
友達・会社関係・親戚・疎遠な相手など、シーン別に使える表現をまとめました。
あなたの気持ちに近いものを選んだり、組み合わせたりしてご活用ください。
50代が「年賀状じまい」を考え始める理由と、うまく伝えるコツ
50代は、生活や環境に変化が生まれやすく、年賀状のやり取りを見直す人が多い年代。
実際には次のような理由が背景として挙げられます。
50代で年賀状をやめたくなる主な理由
- ライフスタイルの見直し
子育てや仕事が落ち着き、生活全体をシンプルにしたいと考える人が増えるタイミング。 - 連絡手段の変化
LINE・メール・SNSなど、年賀状以外の方法で新年の挨拶ができるようになり、「紙じゃなくてもいいのでは」と感じる場面が増えます。 - 年賀状準備の負担
12月になると宛名書き・投函の手間が気になり、「もう少しラクにしたい」と思うことも。
年賀状じまいをスムーズに伝えるポイント
1.理由は簡潔&前向きに
「生活を整えたい」「連絡方法を変えたい」など、柔らかい言い方が◎。
2.これからも良い関係を続ける意思を添える
「今後もよろしくお願いします」「別の形でご挨拶します」など、安心感を与えるひと言を入れると丁寧です。
3.自分のタイミングで無理なく実行
全員に一度で宣言しなくてもOK。負担にならない範囲で進めましょう。
50代向け 年賀状じまいの文例20選
以下、すぐに使える文例をタイプ別にご用意しました。
もっとも使いやすい定番の文例
長年にわたり年賀状でのご挨拶を、ありがとうございました。
このたび、日頃の連絡手段を見直すことにし、年賀状は節目として終了させていただくことにしました。
今後とも変わらぬお付き合いをお願いいたします。
毎年いただくあたたかい年賀状に感謝しております。
私自身の事情により、今年をもって年賀状でのご挨拶は控えさせていただきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
長い間、年賀状のやり取りをありがとうございました。
この先は別の形でご挨拶を続けていきたいと考え、年賀状は今回までといたしました。
変わらずお付き合いをいただければ幸いです。
生活や習慣の変化を理由にする文例
生活のリズムを整える中で、年末の年賀状準備が負担になってきたため、本年を節目に年賀状のやり取りを終えさせていただくことにしました。
引き続きよろしくお願いいたします。
日々の過ごし方を見直す中で、新年のご挨拶は別の方法に切り替えることにいたしました。
これまでのやり取りに深く感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
小さなことから暮らしをシンプルにしたいと思い、年賀状での挨拶は終了させていただくことにしました。
これまでのお心遣いに深く感謝申し上げます。
前向き・ポジティブな印象をもたせる文例
これからは、必要なタイミングで直接ご連絡を差し上げる形にしようと思い、年賀状は今回で終了いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
新しい形でつながっていければと考え、年賀状のやり取りを見直すことにしました。
年賀状は今回で終わりとなりますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
友人・同世代向けの文例
年賀状は今年で終わりにしますが、これからも変わらず仲良くしてもらえたら嬉しいです。
またゆっくり会おうね。
今年から年賀状はやめることにしました。
これまでのやり取り、ありがとう!
年賀状は今回でラストにしますが、今後も気軽に連絡しあいましょう。
年賀状じまいを決めました。
これからもご縁はずっと大切にしたいので、これからもよろしくお願いします。
親戚・家族ぐるみのお付き合い向けの例文
このたび、新年のご挨拶方法を見直し、年賀状は終了させていただくことにいたしました。
これからも折に触れてご連絡させていただければ幸いです。
長らく続けてきた年賀状ですが、生活の区切りとして今回で終えることにいたしました。
今後とも変わらぬお付き合いをお願いいたします。
仕事関係・フォーマルな相手向け
これまで年賀状にてご丁寧なご挨拶を頂戴し、心より感謝申し上げます。
今後は別の形でご挨拶させていただきたく、本年をもって年賀状を控えさせていただきます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
温かいお心遣いをいただき、心より感謝申し上げます。
連絡方法の見直しに伴い、年賀状でのご挨拶は本年を最後とさせていただきます。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
長年にわたり年賀状を頂戴し誠にありがとうございました。
私事ながら、生活の変化もあり年賀状は終了することにいたしました。
貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
疎遠になっている相手への文例
長い間、年始のご挨拶を続けていただき、ありがとうございました。
節目として年賀状を終えることにいたしましたが、またどこかでお会いできましたら嬉しく思います。
これまで年賀状をいただき、ありがとうございました。
ご挨拶の方法を見直すことにし、今回で年賀状は終えさせていただきます。
どうぞ良い年をお迎えください。
年始に近況をお知らせいただき、これまで感謝しておりました。
今後は別の形でご挨拶できればと思っております。
またお会いできる機会がありましたら嬉しいです。
年賀状に貼るだけの“年賀状じまいシール”も
文章を書くのが負担なら、専用の“年賀状じまいシール”を使う方法もあります。
メッセージを一から考えなくても、貼るだけで「今年で年賀状を終える」という気持ちを丁寧に伝えられるアイテム。
手間をかけずに準備できるため、忙しい50代の方や、相手に失礼なく気持ちを届けたい人に重宝されています。
50代の“年賀状じまい”は自然な選択
年賀状をやめることは、今では珍しいことではありません。
大切なのは、
- 無理のない形で
- 相手への気配りを忘れず
- 今後も良い関係を続けたい思いを添えて
自分のペースで進めること。
紹介した文例はそのまま使っても、少し手を加えて自分らしくしても大丈夫です。
あなたの気持ちが自然に伝わる“年賀状じまい”になりますように。

