日本郵便が2021年12月8日、通信アプリのLINE(ライン)を使ってデジタル年賀状送れるサービス「スマートねんが」を始めました。
この「スマートねんが」では、写真や音声、動くスタンプの挿入や動画の年賀状なども作成でき、LINEの宛先が分かれば住所を知らなくても年賀状を送ることができます。
またLINE上で送るだけでなく、実際にはがきに印刷したものを送ることも可能。
この記事では、スマートねんがの料金体系や、使い方(始め方)をご紹介します。
スマートねんがの料金 無料で送れる?
スマートねんがは無料のサービスではなく、有料のサービスになります。
使えるデザインテンプレートの数によって料金が異なり、内容は
- トライアルアップ:5種 200円
- ベーシックパック:20種 300円
- プレミアムパック:30種 500円
※すべて税込
となっています。
この料金は1枚ごとにかかるものではなくて、1度購入したら何度でも使用でき、翌年1月1日から2月4日まで送り放題の定額制。
スマートねんがは印刷して投函してもらうことも可能で、その場合は1枚あたり230円(税込)の料金が別途必要になります。
このように有料のサービスですが、年賀状パック未購入の方に限り「体験版」を無料で使用することはできます。
この「無料体験版」では、スマートねんがのデザイン作成のお試しなど、編集機能を無料で体験することができますよ。
ただし、無料で作成はできるものの、実際に送りたい場合には、「年賀状パック」の購入が必須になりますのでご注意ください。
「無料体験版」では「5点」まで作成したデザインを保存でき、保存したデザインは、「年賀状パック」購入後も引き継がれるので安心です。
スマートねんがの使い方
このサービスはLINEを使って年賀状を作成したり、送ったりできるサービスです。
そのため、スマートねんがアカウントをLINEに友達登録してから使用します。
スマートねんがの登録方法
ますLINEにスマートねんがアカウントを登録します。
▼ ここから登録できます
LINEをインストールしていれば、LINEのスマートねんがアカウントの友達追加画面が開くので「追加」をタップして、友達追加します。

追加されたら「トーク」画面を開きます。

トーク画面が開いたら「年賀状をつくる」をタップ

認証画面が表示されたら「許可する」を選びます。

右側のボタンをタップして画面をスライドさせていきます。

スライドさせていくと「利用規約」と「個人情報保護方針」が表示されるので確認の上、「同意する」の□をタップしてチェックを入れ、赤いスタートボタンを押すと使えるようになります。

年賀状の作成方法
年賀状を作成するには、スマートねんがトップ画面の「新しく年賀状をつくる」ボタンを押して作成スタート。

最初に3種類の年賀状パックから、購入したい年賀状パックを選択してご購入ください。

支払いには「LINE Pay」か「クレジットカード」払いが選べます。

購入後に「新しく年賀状を作る」の中の「使える年賀状」に購入したテンプレートが表示されるので、使いたいテンプレートを使用して、年賀状を作ることができますよ。


デザインを選択すると、編集画面が表示されます。
下部のメニューボタンから、テキストやスタンプ、写真や動画の挿入をして自分だけのオリジナル年賀状を作成してください。

作成後に実際に送られる年賀状のイメージはこんな感じです。

実際のはがきで送りたい場合は、相手が住所を入力することで自動的にはがきが送られる仕組みなので、送り手は送付先の住所を知らなくても送ることができます。
もらった年賀状や、送った年賀状は年度ごとに整理して保存できますよ。
「スマートねんが」を簡単に紹介している公式の動画がありました(1分20秒で見れます)。
さいごに
この記事では、スマートねんがの料金体系や、使い方(始め方)をご紹介しました。
近年、はがきで年賀状を作成する人が徐々に減少し、LINEやメールで済ませるという人も増えていますが、この「スマートねんが」を使用すればLINEの文面だけよりも特別な感じが出て、またひと味違った年始の挨拶になりそうです。
音声付き動画の年賀状も送ることが出来るので、遠方の家族や友人などに近況を送るのにもピッタリですね。
今までにない面白いサービスなので、ぜひ登録して使ってみてください。
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