様々な料理に活躍する料理の名脇役「玉ねぎ」。
購入しやすい値段も人気の1つにありますが、2022年の春、その価格が例年の2~3倍と高騰しています。
常備野菜として購入することが多い消費者からは「高くて買えない!」という声も。
どうしてこんなに値段が高くなっているのでしょうか?
この記事ではTBSの朝の情報番組「THE TIME,」で紹介されていた玉ねぎ高騰の理由をご紹介します。
玉ねぎの値段が高いのはなぜ?

5月の初旬、番組が東京のスーパーで取材すると価格がなんと3玉で400円近く!
スーパーの社長さんによると「これは歴史的にもありえないほどの価格で、北海道の玉ねぎが高いのが原因となっている」とのこと。
北海道に原因があると聞いて、番組では北海道に行き、玉ねぎ農家の方に取材していました。
北海道の玉ねぎ農家さんに価格高騰の原因をたずねると「昨年産の玉ねぎが干ばつによって2~3割減収になり、産地リレーが上手くいっていないから価格が高騰した」とのこと。
1年をかけて玉ねぎの価格が安定している理由として、秋~春先までは北海道産の玉ねぎ、春~夏までは静岡産、佐賀産、淡路島産の玉ねぎがリレー方式で流通しているということがあります。
ところが去年北海道産の玉ねぎが干ばつの影響を受けたことで春の流通がペースダウン。
その後の静岡県産や佐賀県産の玉ねぎがその不足分を賄いきれず、その結果価格の高騰につながっているとのことでした。
玉ねぎの値段が高いのはいつまで続く?
番組で紹介されていた北海道の玉ねぎ農家さんの話によると「市場の方との話をしている中では、この後価格も安定してくるのではないか」ということでした。
2022年5月9日現在、後続産地である「静岡産」や「佐賀産」の流通が始まり、元に戻りつつあるとのこと。
もうしばらくしたら、価格も低下するのではないかと紹介されていましたよ。
さいごに
この記事では玉ねぎ高騰の理由を、TBSの朝の情報番組「THE TIME,」で紹介されていた内容に基づいてご紹介しました。
原因は昨年の北海道の干ばつにあるようですが、春から供給され始める静岡産、佐賀産、淡路島産の玉ねぎは通常通りと予想されるので今後は徐々に価格が低下していきそうです。
北海道の干ばつの影響はじゃがいもの高騰にもつながっているとのこと。
自然災害で仕方ないですが、早く気軽に購入できるようになってほしいですね。