寒くなり乾燥してくると、気になってくる手の乾燥。
最近ではアルコールスプレーの普及などで、皮膚科では手荒れの相談も増えているそう。
この記事では、朝の情報番組『THE TIME,』で皮膚科医の方が紹介されていたハンドクリームの効果的な塗り方をご紹介します。
この塗り方でしっかり塗ると「3日間で手荒れが改善する」とのことなので、手荒れが気になっている方は参考にしてみてください。
ハンドクリームの効果絶大な塗り方

普段自己流でハンドクリームを塗っているという方も多いかと思いますが、間違った塗り方で効果を得られていない方も多いとか。
番組では道行く人に検証実験。
蛍光塗料を混ぜたハンドクリームを自己流に塗ってもらい、ブラックライトで照らしたところ、ムラになったり塗れていない部分もあったり…という結果でした。
番組では、皮膚科医による「3日間で手荒れが改善する」というハンドクリームの塗り方が紹介されていたので、以下で詳しく紹介します。
1.第一関節程度の量を指に取る
まずハンドクリームを指の第一関節のところにのせます。

これは量の目安を量るためですが、適量は人差し指の第一関節にちょうどのる程度。
かなり荒れているという方は、第二関節程度の量をたっぷり使うといいそうです。
2.両手の甲で広げる

ハンドクリームを手の甲の中央にのせて、片方の甲を使って広げます。
手のひらを使ってのばすと甲を塗り忘れることも多いので、まずは甲同士を合わせて広げるようにのばします。
3.手のひらで全体になじませる

甲全体に広がったら、今度は手のひらを使いなじませます。
左右ともに、手全体にしっかりなじませます。
4.指1本ずつのばす

手のひらになじんだら、指一本ずつにのばしていきます。
親指などに塗り忘れる人も多いようなので、親指から順番に1本ずつしっかりとなじませていきます。
力を入れすぎないように優しい力でなじませてください。
5.爪先に向かってのばす

爪の周りもしっかりケア。
大事なのは指から爪先の方向にのばすことだそう。
逆に爪先から指に向かってなじませた場合、爪と指の皮の間にハンドクリームが挟まって炎症になることもあるので、必ず爪先に向かって塗りこんでいくようにしましょう。
まとめ
この記事では、朝の情報番組『THE TIME,』で皮膚科医の方が紹介されていたハンドクリームの効果的な塗り方をご紹介しました。
効果的な塗り方をまとめると以下のとおりです。
- 第一関節程度の量を指に取る
- 両手の甲で広げる
- 手のひらで全体になじませる
- 指1本ずつのばす
- 爪先に向かってのばす
せっかくハンドクリームも塗っていても、間違った塗り方や塗り残しがあると効果が半減するので、今回ご紹介した塗り方を参考に丁寧にケアしてみてください。